更新が一ヶ月以上も滞ってしまいました。この間、キモノを着なかったかというと全然そうではなく、10月4日には岡崎で『伝馬寄席』、17日には金沢で『き楽寄席』、25日には御園座で歌舞伎『忠臣蔵』とキモノ三昧していたのです。さらに今週末は結婚式披露宴にも出席し(当然キモノ)、翌日は安城で『りらっくご』。キモノが気持ちいい季節になりました。
というわけで、たまってる話題を少しずつでも御報告しないと。まずは4日にでかけた『伝馬寄席』です。袷の季節到来、張り切って着てまいりました。
今日の着物:葉柄錦紗小紋(中の島着物市で求めたものを洗い張り縫い直し)
今日の帯:牡丹柄繻子名古屋帯(mikaさんにいただく)
今日の半衿:牡丹柄木綿ハギレ(居内商店おまけ)
今日の帯揚:白地紫飛び絞り帯揚(きむら)
今日の帯締:紫丸組紐(目黒のたんす屋)
今日の簪:眠り猫(竹蔵龍)
今日の足袋:茶色小花(まねきや)
今日の草履:酒袋台すうちゃんお見立て花緒(松屋)
『伝馬寄席』は岡崎のお寺で年に1度、もう23年も催されているそう。ことりちゃんが誘ってくれました。息子ちゃんも一緒に3人でGO。ことりちゃんは藍色の菊柄木綿で艶っぽく…写真を撮り忘れたのが残念。
『伝馬寄席』会場のお寺。うっそうと木の茂るお庭を抜けていくと、大きな本堂が現れました。
その正面、御本尊様の前の扉を閉めて、高座が組まれます。
立派な欄間、天井。なんて豪華な落語会会場でしょう。
出演・演目は
笑福亭鉄瓶「ちりとてちん」
笑福亭由瓶「おごろもち盗人」
柳亭 市馬「掛け取り」
中入り
桂 九雀「猫の忠信」
鉄瓶さんは5月の『き楽寄席』以来2度目。…実はこの寄席は鉄瓶さんが出るというので楽しみにやってきたのです。期待通りのウキウキするような楽しい噺っぷり。
由瓶さんは初めてだったのですが、めりはりのある語り口ってだけじゃなくどっか『変』。マクラから噺から抱腹絶倒でした。また聴きたいー。
市馬師匠は、噂にたがわぬ美声。それを存分に生かした『掛け取り』。噺も歌も、たっぷり楽しませてもらいました。
九雀師匠も、聞きしに勝る面白さ!おしずさんをめぐるお間抜けちゃんたちのやりとりや、ラストの猫登場の急転直下!
4人で4席、どれも外れなく面白く、ほんとうに濃い素敵な時間でした。伝馬寄席。また行きたい!ととても思いました。ことりちゃん、ありがとう!!
そのことりちゃんが席亭の『りらっくご』 11月8日(日)に催されます。まだお席がございます、お読みのみなさま、どうぞいらしてくださいませ。着物スタッフもお待ちしていますわ。
2009年11月8日(日) 14:00開場 14:30開演
安城市文化センター1F和室(JR安城駅南口より徒歩10分)
出演:桂佐ん吉、桂こごろう、笑福亭生喬(落語1席ずつ&トーク)
全席自由 前売¥2000 当日¥2500
ご予約の申し込みは、
o-rakugo@mail.goo.ne.jp
まで。
※前売券のご予約は前日(11/7)までの受付です。
当日券もございます。