キはキモノのキ

キモノ‥愛してます

おばばか報告・おんな四代?

2007年09月06日 | ちくちく

  妹から写真が届きました!
  
 
 あう。あてずっぽで丈をつめたら短かった!
 という痛恨はありますが、やっぱり可愛い~~~(おばばか)!!写真を見てもにこにこしちゃいます。実物が見たかったなあ、遠方に住まいしているとこんなときはほんとうにもどかしい。

 姪っ子めいこ(仮名)、キモノ着てたいへんな喜びようだったそう。
 「めいこはいま、せかいでいちばんかわいいおんなのこ!!」と叫んだそうですわ。ほほほ、おばちゃんはうれしい。ちくちくした甲斐あったよ!
 「『今』と言うところが、まぁおのれを知ってるよな」とその母(妹)は冷静でございました。
  
 おかあちゃんといっしょ&おとうちゃんといっしょ。

 妹は今まであまりキモノに興味がなかったのですが、わたくしや周りが着ているのを見て「着てみようかな?」という気になったとか。おお、なんかうれしいぞ。というわけでわたくしのキモノを一式送りました。この結婚式&披露宴は『平服で』ということだったので、こんな感じかなぁ?と考えたコーデです。どないなもんでしょうか。何はともあれ、ほっそりとよく似合っていると姉は思いました(ちなみに私が着るとこんなもん)。
 着付けは美容院でやってもらったのですが、でも、背が高いから大変だったらしい。そのせいなのか、苦しくてご馳走が食べられなかった~と嘆いていました。妹よ、自分で着ればそのへんは大丈夫だぞ。教えてやるで君もキモノにはまるよろし。

 めいこの方は、終始ご機嫌。ちょうちょのようにひらひらとあちらのテーブルこちらのテーブルと駆け回り、行く先々で「かわいいねえ」と言われてご満悦だったとか。
 ふふふ、さぞ人目を引いて、可愛かったろうなああ(おばばか)。

 この着物わたくしも小さい時に着ましたが、どうやらわたくしのために作ったというよりももっと古いもののようです。母によると「嫁入りのとき、箪笥の肥やしにっておばあちゃんが手持ちの着物を入れてくれたなかにあった」ということですから、もしかしたら大正生まれの祖母が着ていたものかも。柄行きなど、そんな感じですもの。

 もしかしたら母も小さい頃着たかも(母は全くキモノに興味がない人ゆえ、着たとしても忘れている可能性大)。そしたらこの着物、祖母・母・わたくし・姪とおんな四代で着たことになります。つくづく、着物ってすごい。

 
 この着物、身揚げを伸ばしながら、十三参り前まで着ることができます。めいこが育つたびにちくちくしよう、そしてずっと可愛い姿を見たいものだわ、とこの伯母は思っております。ほとんど生きるヨロコビってくらい楽しみです。
 キモノ好きだった祖母も、天からめいこを見てよろこんでいるだろうなあ・・。