キはキモノのキ

キモノ‥愛してます

愛しき日常~杜若花見~

2007年05月12日 | 今日のキモノ

  5月7日、すうざんさんと知立の八橋に杜若の花を見に行ってきました。ここはあの「昔男ありけり」の伊勢物語「東下り」の段の舞台となったところ。業平サマとでぇとのつもりでおめかしいたします。
 
 今日の着物:杜若柄藍型単(ヤフオク時代着物さん、3800円)
 今日の帯:藤色博多八寸名古屋帯(和裁の先生にお貸しいただいている)
 今日の半衿:灰藤紫花ハギレ(chieさんよりいただく)
 今日の帯揚げ:水色絞り(祖母のもの)
 今日の帯締め:青と水色丸ぐけ(呉服屋さんよりいただく)
  ‥またもらいもんばっかりですわ~。
  今日の着物は「杜若模様の単」という、この時期を逃したらいつ着るねん、というシロモノ。
  
  模様のアップです。こうまであからさまに菖蒲か杜若の柄が入ってしまうと、秋はおろか今の時期だって花が盛りを終えたらもう着ることができません。‥って、遠めにはようわからんのだからいいと言えばいいのですが、まぁ自己満足の世界ですわね。

 すうちゃんは藤の着物に藤の帯。匂い立つような着姿です。
 
 お天気もよく、杜若は満開。美しいひとと美しい眺めの中を歩く。静かな幸せでございます。旅の非日常を楽しめるのも、この愛しき日常あってこそ。

 
  花のあとはコレ!これもまた、愛しき日常でございます。