未だ春は足踏み状態の札幌ですが間違いなく季節は春へ向かっており、雪解けが進んだ
花壇には黄色いクロッカスが顔を覗かせました。可憐な早春の使者に心なごみます。
消費税アップやSTAP細胞疑惑、国外ではクリミア問題にクアラルンプール機不明など内外
様々な問題を抱えながらも、季節は変わり時代は進む…それが世の中というものでしょう。
思い起こせば、一年前の今頃は婆孫イタリア旅行の真っ最中でした。この一年間、家族共々
何事もなく平穏無事に日を過ごせたことは、考えてみると大変に有難いことだったのかも…。
病気にも事故にも詐欺にもコソ泥にも無縁で、ノンベンダラリと過ごせた365日間に感謝です。
鮮やかな春色のクロッカスを観ていると、楽しかったイタリア婆孫旅が甦りました。
ピサの斜塔のベストショット地点にて。アメリカ雑誌「タイム」の表紙になった有名な場所で、
この写真は今年の年賀状に使用しました。塔が「く」の字に傾いていることがよく分かります。
中学理科の教科書で引力の法則を習ったMarinoは、此処がガリレオ・ガリレイが実験した
場所なんだぁ…と、いたく感心しておりました。
斜塔では298段のラセン階段をぐるぐる廻って鐘楼まで登りました。298段…息が切れて
足はガクガクでしたが、頑張って登った甲斐あり、地上55mから眺めたトスカーナの大地は
緑に包まれて見事な美景でした。ノルウェイから来たと言う女性たちと仲良く「はい、チーズ」。
高校生のMarinoにとっては初めての海外旅でしたが、世界には様々な歴史・民族・価値観・
文化・宗教などがあり、各々の違いを認めつつ共存していくことの大切さを学ぶ機会になった
ことでしょう。今月19歳を迎えた孫娘と再び何処かへ…&に頑張りま~す。
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