kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

💘 高齢者施設の思い出 💔

2023年03月18日 | 日記

        

  昨日の認定審査会の事例を読んで甦ったR女さんの思い出。

もう20年以上も前のことですが、今回の事例によく似た状況の方でした。

70代前半で脳血管性疾患のため、車椅子生活になったR女さんを

自宅介護していた夫に病気が見つかり、止むなくR女さんは高齢者施設へ。

優しい夫さんはよく面会に来られて、車椅子を押しつつ話し掛けられ

失語症のR女さんは、ニコニコ笑いながら頷いて応えていました。

半年ほど過ぎた頃に夫さんが亡くなり、R女さんは寂しそうな顔をみせるように‥

その頃、以前からR女さんに好意を持っていたらしい入所者A男さんが

R女さんの車椅子を押す姿を見掛けるようになりました。

ある日、R女さんがKimitsukuに話があるらしく

言葉は出ませんが、何やらA男さんに困っている様子が察せられ

それとなく注意して見ていると、数日後の夜勤時に‥

怪しからぬ行為をしているA男さんを見つけ、現行犯逮捕

色白でポッチャリしたR女さんは、A男さんのタイプだったのでしょう。

A男さんの言い分は、「此の頃ダンナが来なくて寂しそうだったから‥」でした。

そこでKimitsuku、「たぶんA男さんは知らないと思うけれどネ

R女さんのダンナさんはコレらしいよ」と、頬に〆印を‥

その後、A男さんがR女さんに付き纏うことは無くなりました。

今は既にR女さんもA男さんも他界されましたが

何かの折節に懐かしく甦って来る人々に

過ぎ去った年月を想うことが多くなりました‥です。

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