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📖 徒然草:友とするに わろきもの 📖

2024年06月25日 | 日記

                                

 昨日の ≪よき友 三つあり≫ の続編です。

日本三大随筆のひとつと言われる『徒然草』に書かれている文章で、著者は兼好法師

鎌倉時代~南北朝時代に書かれたと伝えられる随筆です。

兼好法師によると‥

≪友とするに わろきもの、七つあり。

一つには、高く、やんごとなき人。二つには、若き人。

三つには、病なく、身強き人。四つには、酒を好む人。

五つには、たけく、勇める兵。六つには、虚言する人。

七つには、欲深き人 ≫ とのこと。

≪よき友≫は 三つだったけれど、≪わろき友≫は七つ

些か兼好さんの独断&偏見と思えないでも無いけれど‥

①生活レベルが違い過ぎる人 ②年齢が離れた若い人 

③病い知らずで思いやりの無い人 ④酒にだらしない人 

⑤言動が乱暴な人 ⑥嘘つきな人 ⑦欲張りな人

と考えれば、分かりやすい話ですよネ。

遥かに遠い昔に生きていた人も、現代人も

友に期待することは、あまり違っていないような‥

『徒然草』より ≪友とするに わろきもの、七つ≫でした。

   

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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re 徒然草より (ミイバーです)
2024-06-25 23:28:02
なるほど ナルホド
全く納得です。
よく友もわろき友も、いつの世も今もまた、そしてこれからも人の心 思い 考える事ってその時代の風潮のようなものはありますが変わらないものなんだなとあらためて思ったりしております。
「わろき友」七つを現代版に表現されたのはkimitsuku文学女女史さんですか?
非常にわかりやすいです。

ちょっと徒然草の現代版を読んでみたくなりました
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人間って‥(+_+)⁉ (kimitsuku)
2024-06-26 09:02:36
ミイさん コメント有難うございます。
短い文章に想いを込めた随筆って、その人の人間性が感じられて興味ありますよね。
『枕草子』『方丈記』と並んで三大随筆を言われる『徒然草』、なかなか含蓄があり面白いと思います。
それにしても昔も今も、人間ってあまり変わっていないかも‥ですね。
現代版訳は、他の真面目な訳文を更に今ふうに訳してみました分かりやすいでしょ。
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