立春過ぎた頃で、晴れて気温が高くなった日にミツバチに奨励給餌をすることになってい
ます。越冬のために貯えていたハチミツも残り少なくなっている時期であるということでもあり
ますが、女王蜂に産卵を促すということが大きな目的のようです。餌が豊富になってきた、つ
まり、春が来たと思わせるためだそうです。
今年は立春が過ぎてから寒波が到来し、今朝はこの冬一番の冷え込みだと言われてる程
寒かったのですが、お昼頃から気温が上昇し、我が家の蜂場内の寒暖計も10℃を越えまし
た。そこで奨励給餌をするために今年始めて西洋ミツバチの巣箱を開けました。この西洋ミ
ツバチは我が家の蜂場に1月にご近所から引っ越してきたミツバチです。今日が自宅蜂場で
の初仕事となりました。
これが蓋を開けたところです。。写真右が南側です。中心より少し南側よりに蜂球が出来
ているように見えませんか。巣板を挟んで何となく球形になっているように見えます。ミツバ
チは巣板を入れていても球状に塊を作って表面積を小さくし、熱を出来るだけ逃がさないよ
うにして冬を過ごしていると聞きましたが、何となくそんな感じが見て取れます。それにして
も蜂の数がかなり減少してしまいました。これでしっかりと春に向けて立ち上がるのでしょう
か。心配です。
ミツバチが砂糖水をハチミツに変換するためには多くのエネルギーを消費します。そのた
め越冬蜂の寿命が短くなってしまうので、出来れば貯蜜枠を入れるのが良いと言われてい
るのですが、我が家には無いので40℃程度の暖かい砂糖水を与えました。同時にミツバチ
ヘキイタダニ対策を行いました。
こちらは、今日の我が家の日本ミツバチです。こちらも奨励給餌をしておいた方が良いという
ことで、一合升に暖かい砂糖水を入れて巣箱の下に入れました。いつも日本ミツバチの飼育
方法を教わっているK氏から、西洋ミツバチに見つからないよう夜に給餌した方が良いと教
えて頂き、西洋ミツバチが飛ばなくなった夕方にそっと与えました。