ミツバチが巣に溜めたままの蜂蜜を巣蜜(あるいはコムハニー)と言います。そして、それは
巣ごと食べる蜂蜜です。この巣蜜作りに挑戦しました。
まず、巣蜜の枠を作ります。その枠の中に蜜蝋で出来た巣礎を取り付けます。この巣礎は
後で人が食べるものとなりますので、ミツバチが分泌した蜜蝋から作られた巣礎でなけれ
ばなりません。巣礎の中には石油製品由来の巣礎もあると聞きますので、要注意です。
巣枠に8個の巣蜜の枠を並べて固定します。
巣箱に入れてしばらくしてからの写真です。ミツバチ達が巣を盛り上げて巣房を作っていま
す。
そして、これが蜜が溜まった状態です。蜂を払って小さな巣蜜枠を取り外して専用の箱に
収めれば完成です。しかし、巣蜜を自宅で楽しむならこれでいいのかもしれませんが、人
に差し上げる場合には、巣蜜枠の全ての巣房に蓋がされていないといけません。それは
箱に詰めた時に蜂蜜が溢れてしまうからです。
今年は巣箱に入れるのが少し遅かったから中途半端になったのかもしれません。技術が
無かったのが原因かもしれません。来年はもう少し工夫してみます。
もっともまともだった巣蜜を一つだけ箱に詰めてみました。