昨日の日本経済新聞にミツバチの幼虫を女王蜂に成長させるタンパク質が特定されたとの
情報が掲載されました。働きバチも女王蜂も同じ受精卵から生まれます。しかし、生後6日か
ら12日の間にだけ働きバチの若蜂の下咽頭線から分泌されるロイヤルゼリーを食べつつけ
た幼虫だけが女王蜂に育つのです。そして成長してからも女王蜂はずっとロイヤルゼリーを
食べ続けて3~5年の間生きけます。それに対して、働きバチは生まれて30日程度で死んで
いきます。そんな大きな違いとなるのはひとえにロイヤルゼリーを食べ続けたか、否かだけな
のです。依然として人気の高いロイヤルゼリーですが、未だに十分解明されていないのが実
情のようです。そんな中で今回一つの成果が得られたという訳です。ロイヤルゼリーは本当に
不思議な物質ですね。
新聞情報: 「royal.pdf」をダウンロード