一週間程前に西洋ミツバチの巣箱に日本ミツバチがやって来ていました。気付いた時は一
匹だったのですが、そのうちに数匹と数が増えました。日本ミツバチは巣門近くまでは行くの
ですが、西洋ミツバチに撃退されて直ぐに引き下がります。巣門も冬対策のままで狭めてい
ますので、西洋ミツバチもガードしやすかったのだと思います。
撃退された日本ミツバチは巣箱の前でお尻を上げてお腹をヒクヒクさせています。板を登
り切ったところが西洋ミツバチの巣門になります。
その脇では3匹の日本ミツバチが同じようにお尻を上げてお腹をヒクヒクさせています。これ
は仲間を集めるための匂い物質を放出しているのだと思います。若いハチ達がオリエンテ
ーリング飛行(時騒ぎ)をしている時も巣門の近くには必ず数匹のミツバチがお尻を持ち上
げてお腹をヒクヒクさせているのが観察されます。巣から出たばかりの若蜂が巣箱を見失
わないように匂い物質を出しているのだそうです。恐らくそれと同じようなことを西洋ミツバ
チの巣箱の前で行い、仲間を集めて西洋ミツバチのハチミツを強奪しようと目論んでいるの
ではないかと思います。普通は西洋ミツバチの方が日本ミツバチの巣箱を襲ってハチミツを
強奪(盗蜂)すると聞きます。我が家の西洋ミツバチの群勢が弱いからなのかなのでしょう
か。