気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

蜜源植物 ヤブガラシ

2014年07月01日 | ミツバチ

我が家の蜂場の西面は透明のポリカーボネート製波板で仕切りをしています。寒い季節は

日が差し込み暖かくて良いのですが、夏場は西日で蜂場内が暑くなりすぎます。そのため、

西面にはネットを張り、一昨年まではゴーヤでグリーンカーテンを作っていました。しかし、

昨年あたりから雑草取りの際、ヤブガラシだけを残すようにしていたらヤブガラシのグリー

ンカーテンが出来上がりました。

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このヤブガラシが花を付け始めました。この写真はお隣の敷地から取らせて頂きました。

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ヤブガラシは庭木に巻き付くやっかいな雑草ですが、ミツバチにとってはとても良い蜜源に

なっているようです。ヤブガラシは花弁と雄しべが開花後直ぐに落ちてしまい、花托だけが

残り、その花托からたっぷりの花蜜が分泌されるそうです。2日目には花托はピンク色にな

り、花蜜を出さなくなるとのことです(佐々木正巳著「蜂から見た花の世界」より)。確かに橙

色の花托は花蜜で光っていますが、ピンク色の花托は光っていません。

 昨年、養蜂家の後藤純子氏にこのヤブガラシの蜂蜜を味見させて頂き、あまりのおいしさ

にヤブガラシの蜂蜜の虜になってしまい、このグリーンカーテンを作る動機の一つとなりまし

た。その味はマスカットのような味わいの魅力的な蜂蜜でした。嫌われもののあのヤブガラ

シの蜂蜜がこんなにおいしいとは思いもしませんでした。どれだけのヤブガラシがあれば採

蜜が出来る程蜂蜜が溜まるのでしょうか。

なお、写真のミツバチはニホンミツバチです。


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