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冬の寒さと漢方薬

2012-02-04 06:53:20 | 季節の養生法

漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ

お早うございます。昨日は 常習性便秘 子宮筋腫 の漢方相談が有りました。

ここのところすごい寒さが続いています。当地でもこの1週間は最高気温が1℃~マイナス2℃で、最低気温はマイナス12.5℃の日がありました。

異常な寒さなのは郡山市だけではなく、全国的に平年よりもかなり寒い様です。

1日薬局の店頭にいると、足元からかなり冷えて来ます。冷えは経絡(ツボの流れ)を伝わって腎やお腹に影響を及ぼしますので、尿が近くなったりお腹の調子が悪くなったりするのです。

高齢者では尿が近くなると多くの水分が出てしまうため、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まります。

冬の寒さによる影響を予防する漢方薬としては、腎を温めて血流を良くする八味地黄丸(はちみじおうがん)や、お腹を温めて胃腸の働きを正常にする大建中湯(だいけんちゅうとう)や人参湯(にんじんとう)、それに手足の血流を改善して凍傷(しもやけ)の予防や改善をする当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう) などが有ります。

いずれも上手に利用すると冷えによる症状の予防・改善を図る事が出来ますが、服用してみたい時は専門家に相談しましょう。

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