漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 成人のアトピー性皮膚炎 慢性鼻炎 常習性便秘 の漢方相談が有りました。
(福島民友新聞9月6日記事より) 高齢者の栄養改善を長年研究して来た人間総合科学大の熊谷教授は、「動物性タンパク質や脂肪の摂取が不足している多くの高齢者が、老化に伴う新型栄養失調の状態にある。..」と警鐘を鳴らしています。
熊谷教授によると、「老化とは身体からタンパク質、水、コレステロールが抜けて栄養失調になる変化である。」 との事です。栄養が不足すると筋肉や骨格、血管がもろくなり心臓病や脳卒中、感染症のリスクが上昇するほか、転倒などで要介護になる恐れも高くなるそうです。
メタボリック症候群の予防を意識して肉類や脂肪を避ける中高年は多いのですが、熊谷教授によると、50代以上に関しては血液中の総コレステロール値が高い方が心臓病などを発症しにくく、死亡リスクが低くなる事がこれまでの研究で報告されており、「一概にコレステロールを悪者扱いするのは誤り。」との事です。
「メタボ対策は高齢者には当てはまらない。...」 とする熊谷教授は、「多様な食品を摂取し、栄養失調を防ぐことが重要。」 と強調されています。栄養状態の指標になるのは血液中のタンパク質の約60%を占める 「血清アルブミン」 です。この値が高いほど老化の速度が遅いそうです。
次回に続きます。
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