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お早うございます。昨日は日曜日でしたので店は休みでした。かねてから観に行きたいと思っていた映画「剣岳 点の記」を観て来ました。
ブログなので詳しい事は申し上げられませんが、明治四十年に立山連峰の剣岳の頂上に測量のための三角点を設置した人々の実話です。当時未踏峰であり従って測量も行われていなかった剣岳は日本地図の最後の空白地域となっていたのですが、その山頂に登り三角点を設置する事を陸軍陸地測量部の主人公が命ぜられ、前年の秋に地元の案内人と二人で予備登山をし、遭難の危険性が大で登頂は不可能と報告したのですが、陸軍の首脳部は「至上命令」として翌年の剣岳登頂を命じます。
失敗も後退も許されないという重圧の中、主人公と測量部員、それに案内人の七人で剣岳山頂を目指します。ただ登るだけではなく測量と三角点設置の器材も運び上げなくてはなりません。4月末に吹雪に見舞われ、雪崩に逢ったり滑落して怪我人も出るなどの想像を絶する苦労の末、遂に頂上にたどり着くのですが。...
私は、主人公を含めた明治の人々の、大きな目的に向かって全力を尽くそうとする純粋な心、大自然に立ち向かい簡単にはあきらめない強い心に感動しました。また剣岳の大自然の美しさも素晴らしかったです。とても感動し、帰りには思わず原作(新田次郎氏原作)の文庫本を買って帰りました。