漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 高齢者の不整脈 肝臓血管腫 の漢方相談が有りました。
昨日の続きです。
もう1つの体内時計である末梢時計の調整には、食事の量と時間が重要である事が最近の研究で判って来ました。昼夜が判らないようにした上で食事によって末梢時計を担う遺伝子が活発になるかどうかを調べたマウスの実験では、絶食の時間が長いほどその遺伝子が活発になりました。
この研究を進めた早稲田大学先進理工学部の柴田教授によると、人の場合、夕食と朝食の間隔を9~11時間空けると末梢時計がリセットされて主時計と同調する可能性が高いと予測されるそうです。
つまり、夕食を遅く取った場合は朝食までの時間が短くなるので遺伝子の活動がリセットされにくくなります。朝食の献立も重要で、米やパンの他にタンパク質も十分に摂り、夕食はむしろ軽めにした方が効果的との事です。
但し朝型に対応が出来るかどうかは個人差があり、若者は中高年より朝型に切り替えにくく、50歳代では女性より男性の方が早起きしやすい様です。
昔から 「早起きは三文の得」 と云われます。サマータイムはともかく、夏の早起きは良い事がいろいろ有りそうです。