目指せ!映画批評家

時たまネタバレしながら、メジャーな作品からマイナーな作品まで色んな映画を色んな視点で楽しむ力を育みます★

ネバーランド ★★★★

2005-01-16 23:16:53 | ★★★★
 ジョニー・デップとケイト・ウィンスレットの重みのある演技がみれます。これを観る前にピーターパンを観ておくと尚よし!

 というわけで話題の作品ですね。アカデミー賞にもノミネートされているだけあってさすがの映画です。
ストーリーに関して。この話はピーターパンの作者ジェームズ・バリの話です。劇作家である主人公がある家族(妻一人と子供たち)との交流によってピーター・パンを思い付く、という話。
 まずピーターという男の子を演じている男の子と長男の子役のシーンには完敗…すごいですね、子供は。純粋で綺麗な瞳、嘘を感じません。こんな子ども欲しいですね。
 ケイト・ウィンスレットは「タイタニック」に出ていた女優…言われなければ気付かないくらい変わりましたね、びっくりしました。勿論いい意味で変わりました。しっかりとした母親を演じていました。未亡人で夫を亡くした悲しみをこらえてこどもたちを育てているわけですが、そのやるせなさや悲しみ、主人公との交流を通じて少しの間幸福を感じて…という難しい役を作品内で演じきっています。
 それ以上に驚くのはジョニー・デップでしょうか。「シークレット・ウィンドウ」は予告編だけで結末が解ってしまい、しかもそれが正しかったらしいので未見ですが「パイレーツ・オブ・カリビアン」でヒットを飛ばしたとき以上に魅力的。彼はすっかりメジャーな俳優ですね。
劇作家として常に想像力を忘れず、童心に帰ることで傑作を書き上げた主人公。同時に妻との大人な付き合いも見せたり…

 まあー演技力どうこう、というよりはこの映画から感じる様々なメッセージが素敵です。(演技が自然だから映画に入り込めて自然にそのメッセージを受け取ることが出来るわけですが…)私が個人的に好きだったのは「芝居は単なる遊び」、というシーン。映画もそうでしょうね。どれだけ楽しめるか、だと思います。音楽も小物も合格、特に音楽の使い方はわざとらしくない自然な入り方で押し付けがましくなくてとても良かったです。
「優しさ」や「愛」を感じる素敵な映画です。私はぜひ、「ネバーランドを見に行くこと」をオススメします。きっとどこかにある「ネバーランド」を。

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5 コメント

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★遅くなりまして・・・スミマセン! (>ツボヤキより)
2005-01-19 03:25:31
こんばんは!

TBお世話になりました。

すっかりご挨拶が遅くなってすみません。

アタフタしてた(苦笑)もんですから~。

言いたい放題、勝手な我儘なblogで

申し訳ないです。

ジョニー・デップはここにきて一段と飛躍ですね。

これは日本でも結構またまた人気が上昇するんでは

ないかと思いますね~。良かったですワ。

当方は、いつもとっ散らかっておりますが、

今後共ヨロシクお願いします!
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>ツボヤキさんへ♪ (kiki@管理人)
2005-01-20 13:40:32
いえいえ、こちらこそ・・・、

っていうかコメントも遅れていて申し訳ない限りです。

ジョニー・デップは一気にハリウッド大スターの

仲間入りなんでしょうか!?すごい期待したい俳優

ですね!

今後ともよろしくお願いします★
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良かったです (chishi)
2005-01-20 21:28:54
子供たちの歩き方も、今の歩き方とはちょっと違ってあの時代にあってたカンジが。

そういう小さいところから丁寧に作られてるなぁと思いながら見ました。

ジョージが、母親を気遣って子供から大人になった瞬間がとても印象に残っています。
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TBしました! (K藤(グルグヴァ))
2005-01-20 22:43:06
毎度です~☆



とても良い作品でしたね。

2005年も始まったばかりなので、少し驚いていますが。

ゴールデングローブは逃したみたいですが、

逆に、これより面白い作品がまだまだあると思おうと、涎がとまりません(笑
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Unknown (kiki@管理人)
2005-01-22 17:19:12
>chishiさん

トラバ&コメントありがとうございます★

長男のオトナになる瞬間の顔は忘れられませんね。

全体的に子役の名演が光る映画でしたね。



>K藤さん

毎度お世話様です♪

そうですね!この映画より面白い映画・・

ディカプリの映画も高い評価を得ているそうですし、

今年は豊作かもしれませんね!楽しみですね♪
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