ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

ポテチたすチョコは?

2004-10-16 | 美味
知人がロイズのお菓子をくれましたよ。ロイズと言えばやっぱり生チョコですけれど、今日、いただいたのは、なんと、こんなお菓子。

ロイズのポテトチップチョコレート

え。あの塩味のポテトチップスにチョコレートがコーティング・・・。お、おいしいのですか??たしかに北海道はジャガイモがおいしいけれど。

とにかく、あけてみましょ。
あ。ぎざぎざなポテトチップスで、その片面にチョコレートがコーティングされています。通常のポテトチップスにはありえない、しっかりした厚みと重みですね。

それでは、いただいてみましょ。
はむ。はむ。はむ・・・。
しょっぱい。甘い。ちょっと油。しょっぱい。甘い。ちょっと油。しょっぱい。甘い。ちょっと油・・・。
不思議な味わいです。ちょっと他にたとえようがないです。ポテトチップスとチョコは決して混じり合うことなく、それぞれは口の中で主張し続けている。たくさんは食べられそうにないですけれど、でも、意外と楽しいおやつです。
世の中、いろんなことを考える人がいますね。こういう試行錯誤のなかで、ヒット商品が生まれていくんですね。


落ち着いた草色の湯のみセットは友人からのプレゼント。葉っぱの模様がカップにもついていてかわいらしいのです。カップも勿論かわいかったけれど、友人の気持ちがうれしかった。いただいて、すぐに、お茶をのみたいなと思わせてくれました。素敵な休日になりました。
コメント (6)
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真夜中のブルー

2004-10-16 | 
「夜明け前のオレンジ」にひきつづき、奈良さんの作品、見つけました。というよりも、あれから気になって、角川文庫を探してみたんですけどね。
同じく2000年発行の角川文庫、江國香織『泣かない子供』に、はさまっていました。この本は買ったその日に読み終わったのに、私の記憶から、しおりの奈良美智さんの絵は抜け落ちていました。
片面は黄緑色。もう片面の白い面の左下。この絵。



なんでしょう。痛い。から。忘れる作用が働いたんでしょうか。

奈良さんの絵を見ていると痛いのは、子供の頃の自分の孤独感やらを思い出すからです。
全面的に親や周りの大人に頼らなければ絶対に生きていけないと思う絶望。決して愛されていなかったわけではなく、むしろ家族はとっても愛してくれていた。だから、これがなくなったら生きていけないと感覚でわかっていて、置き去りにされたらどうしようと、不安で仕方がなかった。どうしたらもっと愛されるかしらと考えて、わざと可愛らしく子供らしくふるまおうとするけれど、自分のような邪心じゃなく、心から純真無垢に笑う周りの子に引け目を感じて、人見知りしたり大人ぶったりする可愛くない子供でした。

奈良さんの絵も痛いんですが、今、もっとも痛いのはこれです。
江國香織『泣く大人』世界文化社、2001年。
『泣かない子供』から5年後の作品。



子供の頃は得体の知れない自分で説明できない不安でいっぱいだったけれど、泣く大人になれて良かったと思っていました。
私には泣いてもいい場所ができたから。
ひとりで隠れて泣いたりするなと言ってくれたから。
だけど、泣く大人になってしまったあとで、泣いてもいい場所を失いました。
残ったのは青い静寂。
もういちど、泣かない大人からやりなおしです。

関連記事
夜明け前のオレンジ(2004.10.14)
奈良美智/From the Depth of My Drawer(2004.11.10)
コメント (3)
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いない

2004-10-16 | 


変化のきざしは、まぼろし。
こんなときにかぎって、うまくいかない。

できないこと。
くやんでいること。

とかして、ながしてしまおう。
この川のながれに。
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