Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

熱中する方法

2013-08-06 01:12:50 | Weblog
いきなり関係ない話ですが、「熱中症」という言葉は変だ、という人がいます。「熱中時代」を思い出すんだとか。ともかく「○○に熱中する」というときの「熱中」を真っ先に連想してしまうらしい。でも「熱中症」の「中」というのは、「食中毒」の「中」であって、「あたる」という意味ですよね。日本語としては全然変じゃない。と思うのですが、でも「熱射病」くらいが妥当だったんじゃないかな、とも感じます。誰が「熱中症」という言葉を考案したのか知りませんが、世間一般の日本語感覚からはかけ離れているんじゃないかと。ちなみにブーニンの小説に「日射病」というタイトルのものがあったはずですが、20年後くらいには「熱中症」と改訳されるんでしょうかね。いやそれはないかな。

さて、熱中できないという話。勉強したり読書したりしたいという欲求は一応あるのです。でも、それができない。どうしてもできない。長い間じっと腰を落ち着けていることができない。もちろん、だるいってのも原因の一つなのですが、そういう体の不調とは別に、勉強や読書の対象に、あるいはその行為自体に魅力を見出せていないのも理由である気がします。いや、違うかな。必死さが足りないんだよな。切実さとか。どうしてもこれをやらなければいけないという気概。なんで面倒くさいと思ってしまうんだろうな。ちっ。明日こそはやってやるぞと思っても、明日になると気持ちが萎えてしまう。

仮に心身ともに健康で、意欲が漲っていたら、ドストエフスキーにもショーペンハウエルにもなれたかもしれないのに・・・!っていうのはきっと滑稽な台詞なのだ。

そういえば、振り込め詐欺は母さん助けて詐欺という名称に変わったらしい。つまりマンマユート詐欺ってことだ。

・・・分かる人にしか分からない文章だな。すみません。

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2 コメント

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熱中症 (kamchatka)
2013-08-06 02:30:27
 実は私は赤十字救急法救急員だったりするのですが,「熱痙攣」,「熱疲労」,「熱射病」の総称が「熱中症」です。で,これらは暑い室内でも起きるので「日射病」とは呼べないのです。日射病はお外で日に当たった時のことですから。
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熱中 (ペーチャ)
2013-08-07 00:07:18
kamchatka先生、コメントありがとうございます。

室内でも危険だということを周知するために、従来の「日射病」に代わって「熱中症」という言葉が広く用いられるようになったのだと思いますが、ただ「熱中症」という語感にあまり危機感を覚えない人がいるみたいなんですよね(うちの母ですが)。どうも「熱中」という言葉が悪いみたいです。

熱中症になるのは高齢者が多いそうですが、その原因の一つはクーラーをつけないことで、なぜつけないかと言えば、クーラーが嫌いだからという話をよく聞きます。でもひょっとしたら、「熱中症」という言葉もいけないのじゃないか、というようなことを少し思いました。ぼくは子どもの頃から「熱中症」という言葉に親しんでいるので違和感はありませんが、「日射病」世代の人たちは未だに慣れないのじゃないか、と。「熱射病」「被熱症」「熱症候群(ヒート・シンドローム)」、あるいは思い切って「致死熱症」とか、日本語として正しいかどうか分かりませんが、でもそういうネーミングの方がもしかたらよかったのかな、という気がしなくもないです。分からないですが・・・。
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