先週から東京有明の森で、WTAでは一番小さいジャパン女子オープンテニスが開催されました。
昨年までは大阪で行われていたのですが、男子のデビスカップの関係で東京になったようです。今までこの大会が放映されることは無かったのですが、43歳伊達公子がこの大会を最後に引退を発表しました。たぶんこのためWOWOWが全試合中継することとなりました。
今まであまり女子の試合を見ることは無かったのですが、日本人選手も多数参加し、ダブルスまで中継するということで楽しみに見ていました。
その伊達の試合は大会2日目に行われ、相手はセルビアの24歳クルニッチとなりました。67位とそれほど強い選手ではないのですが、今の伊達とはやはり動きが違いました。伊達の代名詞であるライジングショットなどは健在でしたが、やはり怪我での長いブランクもあり試合勘が戻っていない感じでした。結局6-0、6-0と1ゲームも取れず負けてしまいました。
この試合の後伊達の引退セレモニーがありましたが、復帰後の10年は本当に日本の女子選手を引っ張る存在でした。現役選手や元選手も集まり賑やかに行われましたが、本当にご苦労様と言いたい感じでした。
この大会はフランスの15位のムラデノビッチが第1シードで、大坂なおみが第6シードで参戦していました。期待の大坂は1回戦で奈良くるみとの日本人対決となりました。どうも日本人同士だとどちらを応援するか分からないのですが、予想外に奈良の調子も良く、大坂が自滅する感じで6-3、6-0で奈良の勝利となりました。
ダブルスも多くの日本人選手が出場しましたが、青山修子が中国のヤンと組んで決勝まで進出しました。決勝はオーストラリアペアとの対戦でしたが、互いに譲らず良い試合となりました。1セットは6-0で青山ペアが取りましたので、楽勝かと思っていると2セットは2-6で取られ、ファイナルのスーパータイブレークとなりました。これを10-5でとり見事青山ペアが優勝しました。
シングルスも波乱が多く、早い段階でシード選手が敗れていきました。この中で頑張ったのが加藤未唯でした。彼女は100位以下ですので予選勝ち上がりですが、よく動き何と決勝まで勝ち上がったのです。
相手はこれも予選勝ち上がりのカザフスタンのディアスという選手でした。彼女は1回戦で土居美咲に勝ちましたので、決勝戦まで3試合を見たことになります。この決勝戦はなかなか面白い試合となりました。
女子の場合はサーブをする方が有利ということがあまりありませんので、ほとんどがストローク戦となります。1セットは6-2でディアスが取りましたが、加藤は前日の準決勝をフルセットの3時間闘った疲れが見えました。それでも2セットはかなり頑張りタイブレークまで行くかと思ったのですが、最後に力尽き5-7で敗れてしまいました。
優勝できず残念でしたが、本当に面白い一週間でした。
昨年までは大阪で行われていたのですが、男子のデビスカップの関係で東京になったようです。今までこの大会が放映されることは無かったのですが、43歳伊達公子がこの大会を最後に引退を発表しました。たぶんこのためWOWOWが全試合中継することとなりました。
今まであまり女子の試合を見ることは無かったのですが、日本人選手も多数参加し、ダブルスまで中継するということで楽しみに見ていました。
その伊達の試合は大会2日目に行われ、相手はセルビアの24歳クルニッチとなりました。67位とそれほど強い選手ではないのですが、今の伊達とはやはり動きが違いました。伊達の代名詞であるライジングショットなどは健在でしたが、やはり怪我での長いブランクもあり試合勘が戻っていない感じでした。結局6-0、6-0と1ゲームも取れず負けてしまいました。
この試合の後伊達の引退セレモニーがありましたが、復帰後の10年は本当に日本の女子選手を引っ張る存在でした。現役選手や元選手も集まり賑やかに行われましたが、本当にご苦労様と言いたい感じでした。
この大会はフランスの15位のムラデノビッチが第1シードで、大坂なおみが第6シードで参戦していました。期待の大坂は1回戦で奈良くるみとの日本人対決となりました。どうも日本人同士だとどちらを応援するか分からないのですが、予想外に奈良の調子も良く、大坂が自滅する感じで6-3、6-0で奈良の勝利となりました。
ダブルスも多くの日本人選手が出場しましたが、青山修子が中国のヤンと組んで決勝まで進出しました。決勝はオーストラリアペアとの対戦でしたが、互いに譲らず良い試合となりました。1セットは6-0で青山ペアが取りましたので、楽勝かと思っていると2セットは2-6で取られ、ファイナルのスーパータイブレークとなりました。これを10-5でとり見事青山ペアが優勝しました。
シングルスも波乱が多く、早い段階でシード選手が敗れていきました。この中で頑張ったのが加藤未唯でした。彼女は100位以下ですので予選勝ち上がりですが、よく動き何と決勝まで勝ち上がったのです。
相手はこれも予選勝ち上がりのカザフスタンのディアスという選手でした。彼女は1回戦で土居美咲に勝ちましたので、決勝戦まで3試合を見たことになります。この決勝戦はなかなか面白い試合となりました。
女子の場合はサーブをする方が有利ということがあまりありませんので、ほとんどがストローク戦となります。1セットは6-2でディアスが取りましたが、加藤は前日の準決勝をフルセットの3時間闘った疲れが見えました。それでも2セットはかなり頑張りタイブレークまで行くかと思ったのですが、最後に力尽き5-7で敗れてしまいました。
優勝できず残念でしたが、本当に面白い一週間でした。