稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館月例稽古(2018年7月15日)

2018年07月16日 | 剣道・剣術
東住吉区の湯里小学校の体育館。
17時~18時は一刀流、18時半~20時が剣道稽古の予定。
しかしすさまじい暑さである。温度計は無いが35度はあると思う。

大丈夫かあ?

-------------------

明日(16日)が剣道の昇段審査のため、ちょこっと形稽古。
そのあと一刀流の刃引稽古。
少し間が開いたので忘れている者も多い。
K澤三段は刃引稽古は初めてだとのこと。知らなかった。

1時間、打方を務めたので汗だくも良いとこ。
稽古着が汗でずぶずぶになってしまった。

剣道稽古は全部で11名。
七段4名、六段2名、五段2名、三段1名、初段1名、無段1名。
元立ちも懸かり手も自由に面を外して良いことにして開始する。
月例稽古(月2回の日曜日の稽古)は基本稽古は無し。

結局、1時間半の稽古は無理で、1時間で終了した。


(一刀流の稽古の前に剣道形稽古)


(七段も一緒に準備運動と素振り)


(K澤三段とK藤五段)


(一番弟子のS口初段とF井六段)


(七段同士の稽古は迫力がある)


(K谷七段とK井七段)


(F六段とK澤三段)


(K谷七段の打ちは強度も冴えも思いっきりの良さもあって勉強になる)


(終了後にも剣道形稽古、完璧を目指す)

【感想・反省点】

ともかく汗が半端ない。滝のような汗が流れる。
スタミナのあるK谷七段とは2分も過ぎるとスタミナ不足で動けなくなった。
1本勝負で気持ちを入れ直してみるが持続出来なかった。
気持の遅れはすぐ現れる。自分の弱点である。

審査対象者には面打ちを多めに打たせる。
ともかく打ち切ることが大事。小技は不要。

帰りはK澤三段と一緒に帰る。
王将に寄って剣道談義をしながら驚くほど食べた。
食べた量も凄いが、二人でピッチャーの水を2つ半空けてしまった。
それほど汗をかいたのだ。夏の稽古は暑さとの戦いである。
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長正館一刀流定例稽古(2018年7月14日)

2018年07月15日 | 剣道・剣術
17時から一刀流定例稽古。
東住吉区中野中学校格技場。

格技場の中は熱気がこもっていた。
床や壁は床暖房のように触ると熱い。
着替えるだけで汗が噴き出てきた。

一刀流の稽古までに時間があったので剣道の昇段審査対象に剣道形指導。
木刀は一刀流の太い木刀のまま。
ともかく数をこなして身体で覚えるしかしかない。
身体が覚えていないのに頭で考えると失敗するものだ。

8月26日の南伊勢での愛洲移香斎の演武稽古も1回合わせた。
演武前半組も稽古。まだまだ形になっていないのが気にかかる。
一刀流の稽古は前半まで参加。
福井の剣道四段の方が通りすがり見学に来ていた。

職場にいったん戻り出荷最終作業のみ行う。

夜の剣道稽古も暑かった。
素振りと基本稽古だけでもかなりきつい。
稽古は短かったが途中で水分補給をした。
備え付けのウォータークーラーはありがたい。


(17時から一刀流の大太刀稽古、手前は愛洲移香斎演武者の稽古)


(夜の宝剣会稽古、剣道場の前で)


【感想・反省点】

一刀流の形稽古も自分で構えが定まらない気がしてならない。
意識すればするほど正しい構えから遠ざかっているような気がする。
暑さばかりのせいでは無いだろうがいまいち気持が入らなかった。

剣道稽古は剣先を中心に持っていくことを心掛けた。
師匠や奈良のU範士の得意な小手(自分では「差し入れ小手」と呼ぶ)を、
一回だけだがきれいに決められたのが嬉しい。
焦らずに、相手を動かすことを意識する。

30度を軽く超える中での稽古は短めだったが、
身体中の水分が全部出てしまったようで完全にバテてしまった。

夏の稽古は本当にきつい。
家に帰ってビールと冷酒を飲んで床でのびてしまった。
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猫三様

2018年07月14日 | うちの猫の写真
特に何も無いので久々に猫の写真。
猫の写真は溜まる一方である。

星ちゃんは朝食後にブラッシングのおねだりに来る。
猫用のブラシを取り上げると、それを見て月ちゃんは逃げていく。
みーちゃんは、ブラッシングは嫌いでは無いのだが、
私から一定の距離を置きたいので微妙で複雑な位置にいる。


(WX-350で撮影、手前が月ちゃん、向こう側が星ちゃん)


(WX-350で撮影、膝の上のみーちゃん、たまにだが私の膝の上でくつろいでいる)


(WX-350で撮影、星ちゃんは毎晩私の目の前のこの場所にいるので写真が多い)


(NEX-3で撮影、やはりカメラの性能は画質に出るものだ)

星ちゃんはブラッシングが好きなので、毎朝念入りにしてあげる。
それでも今の季節は大量の抜け毛が出る。

月ちゃんは無理矢理押さえつけてブラッシングをするのだが、
そのたびに殺されそうな悲痛な鳴き声を上げるのでめったにしない。
めったにしないので月ちゃんの場合は恐ろしいほど大量の毛が抜ける。

短毛系のみーちゃんはあまり毛が抜けない。
抜けないので長時間ブラッシングすると「しつこいわよ」と叱られてしまうのだ。
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初心者指導(木曜会、2018年7月12日)

2018年07月13日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
昨日にも増してとても蒸し暑い。
木曜会稽古。四條畷の市民活動センター。
今年24回目だったかな?人数は30名ぐらい。

まずは上下素振り。水平素振りから。
しっかり大きく振りかぶって打った時に右手を左手までずらす方法。
ただ上下に振るだけでは駄目で空間打突を意識する。
空間打突で「空間をしっかり打ち切る」のが大事。
打った時の腕の形のままで振り上げるように。
左手が鳩尾まで来た時に右手がすっと伸びるように。鞭がしなるように。
左手は柄頭いっぱいに、左手右親指を伸ばす感覚で。
右手も左手も刃筋を立てて「切り手」になっていること。
右手で引き込んで振り上げるのでは無い。肘を曲げないように。

6月22日に指導をした初心者のO野君。
中途半端に終わっていたので師匠の許しを入れて一対一で指導する事にした。
せめて切り返し、小手打ち、小手面打ちが出来るようになるまでは育てたい。

O野君指導の合間に師匠のお話を聞く。
抜けているかも知れないが聞いた範囲の要点のみ記す。

(私と初心者1名以外はいつものような稽古方法である)

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交刃の間で相手との竹刀と竹刀の接点を中心と考える。
打つ時はそこから中心を取りつつ動作に移る。
打つ際に右手を引き込んで打つのでは無く差し入れるように打つ。

しっかりした面が打てないというのは、左足の位置が悪かったり、
竹刀の持ち方が悪かったり、竹刀の軌道が悪かったり、どこか悪いところがある。
自分でそれを確認しながら稽古すること。

間合いは大きく2つのグループで考える。
5つの間合い(遠間、触刃の間、交刃の間、一足一刀の間、打ち間)は、
遠間、触刃の間、交刃の間を1つ、一足一刀の間、打ち間を1つと考える。
遠間、触刃の間、交刃の間は自分を創り相手を観察する間。
触刃の間でいったん止まれというのは正しいが、それにこだわっていても駄目。
交刃の間から先は打ち間と考える。
相手が打ち気が強い打ち間と、待っている場合の打ち間は違う。

審査でも、構えに構えさせられたら駄目で、
一足一刀の間で「いつでも打てる」という気持ちにならないと駄目。
自分の大きな気の風船をぱんぱんに大きく膨らませて相手を圧するから相手の気が動く。

肩残心、引き残心で間合いを作って構えなおすことは審査ではとても大事。
これは急いでやる必要は無い。(堂々と気持ちに余裕を持って)

打突の強度の足りない人は左手が直線的に伸びて打っている。
左手は自分の鳩尾まではしっかり上げることが大事。
そこから右手を使って上から竹刀を落すという感じになる。
こすりに行っては駄目。打ちに行く。

真っ直ぐ構えてしまうと相面で竹刀と竹刀がぶつかり易い。
右足前左足後ろ、右手が前で左手が後ろで構えると身体はねじれた形になる。
このねじれているのが自然なので「真っ直ぐ構える」というのは、
左手親指第一関節が臍の前、柄頭が「木曜会」の「会」の前ということになる。
そこから振り上げ振り下すと真っ直ぐ打てる。
相打ち面でも出頭面でも「打たれたくない」という気持ちにならず、
胸襟(きょうきん)を開いて真っ直ぐ打てば当たるものである。

中心を取って相手にストレスをかけて打ったり、
中心を取らずにストレスをかけないで開けて打ったり。
中心を取ったところから右足をずーと入れて打ったり、いったん止まってみたり、
近い間合いなら右膝だけでぐっと入れてみたり、
遠かったら左足を継ぎ足で右足に近づけてみたり、
いろいろ自分で工夫して、色んな相手に合わせられるように。

構えが崩れないタイプには右足の二段攻めが有効。

小手打ちでもバリエーションを持つこと。
小手摺り上げ面は「払い」にならないように。手の甲で摺り上げる感じ。

連続技の場合は、打ったあとをもっと意識するように。
打ったあとの構えが遅い。相手より先に構えて準備を終えること。

上達しない人は「相手より先に準備する」という意識が無い。
「先(せん)」は「相手より先に備える」ということである。
自分から先に懸かっていくことでは無い。備えは身構え気構え。

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O野君指導は立ち姿から始めた。
胸を張って堂々と立ち、あごを引いて背筋を伸ばす。
中段の構えも堂々と構え、竹刀の先が相手の中心になるように。

面を打たせる前後素振り。
5つ前に面、最後の面で抜けて行く面。
3つ前に面、最後の面で抜けて行く面。

ここまでだったが格段に上達したと思う。
前傾して打ち抜けようとしていたのがかなり改善された。

あと面の着け方も指導した。
あわてないでゆっくり正しく指導しようと思う。


(初心者指導の合間に、駆け寄ってはお話を聞いた)


(面着用の指導中)


【感想・反省点】

前回の指導の流れで引き続いて初心者指導をしたが、
特に意識したのが構え、そして打った時に姿勢を変えないこと、
そして右手は伸ばして床に平行に・・・である。

ともかく急がないこと。
良い勉強だと思っている。
頑張ろう。
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長正館定例剣道稽古(矢田中学校、7月11日)

2018年07月12日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。初心者経験者大歓迎。

19時過ぎから初段受審、二段受審を中心に剣道形稽古。
相手が変わるとやはり調子が狂うようだ。
審査では(特に仕太刀は特に)相手に合わせる必要は無い。
合わせようとすると相手が間違えたら釣られて間違うからだ。
堂々と自分の形を演ずれば良い。

ともかく暑い。暑過ぎる。
休みながらで構わない。
ダラダラした稽古にならないように心掛けた。
京都の園部からK澤三段が稽古に来る。
半年ぶりの稽古だそうだ。

最終、子供を入れて13名だった。


(初段受審と二段受審の形稽古)


(柔軟体操と素振りから始まる)


(基本打ち)


(地稽古は20時20分ぐらいから21時まで)

【感想・反省点】

K君に乞われて「木刀による剣道基本技稽古法」を教えた。
K君は初めてなので、基本1の一本打ちの技の、面、小手、胴まで。
元立ちを務めたが後から考えたら足さばきを間違えていた。
次回までにはきちんと復習して憶えておこう。
次回は三級なので、連続技の二段三段の技までである。

地稽古では中心を取ること、自分から一歩入ることを心掛けた。

K口初段から「中心を取って、相手が打ってきたのを制しても良いのですか?」
と聞かれたが「良い」と答えて数回やらせてみた。
これは二段審査を考えて・・だ。

中学生、突き技は禁止なのは言うまでも無いが「突き押さえ」なら良い。
相手が打つべき機会では無いのに強引に打ってきたのを制するのは何ら問題では無い。
打ってきたのを左手を上げて防御したり、首を傾けて避けるよりははるかに良い。
普通の稽古なら返し技や合わせ技の稽古をすれば良いが
試合や審査では応用技は失敗することもあって難しいものだ。
1回や2回なら強引に打ってきた相手を中心を取って制してやれば良いのだ。

中学生でも、制するための「突き押さえ」は多用しなければ大丈夫である。
本当に突く「迎え突き」は危険なので絶対に禁止である。

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※言葉の定義として

この動作であるが、正式の定義が無いので表現に困っている。
制し突き、支え突き、突き支え、突き押さえ、押さえ突き・・・・
「突き」という単語が入ると誤解を受けやすい。
突きという言葉を使わない「中心を取って制する」で良いのかも。
上に書いた「突き押さえ」は「中心を取って制する」の意味である。
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15日の湯里小学校での月例稽古の第一部は一刀流の稽古だが、
審査者対象者は剣道形をやっても良いと話した。稽古は臨機応変に。
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水害のあと片付けや掃除など(紹介記事)

2018年07月11日 | 詐欺、迷惑、防犯、防災、危機管理
大雨は終わったが被災地はこれからが大変である。
床上浸水や土砂に埋もれた家屋など、後片付けするにしても、
人手も無く、手順も方法もわからないという有様だ。

で、役立つサイトの紹介。
震災がつなぐ全国ネットワークというサイトがある。

震災がつなぐ全国ネットワーク


水害のあった時に(浸水被害からの生活再建の手引き)もある。

「本手引きは、水害にあった被災者の生活再建を手助けするという目的のため、
過去の水害被災地での支援経験をもとに作成しています」・・とある。

水害のあった時に(浸水被害からの生活再建の手引き)(PDFファイル)



上は冊子の中の一部分、「掃除をするときの服装」と「復旧のまえに確認をすること」。

体験に基づく貴重な冊子なので役に立つこと間違い無しだ。
ボランティアで被災地に行かれる方も多いと思う。

ぜひご参考に。
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暑いのでビールを飲みに出た!(2018年7月9日)

2018年07月10日 | 旅行や街角メモリー
日曜日に頑張ったので予想外に仕事が早く終わった。
いつもなら難波の稽古に行くところだが、
この日は何故か無性にビールを飲みたくなった。

職場へは車なので、飲みに行く場合は車を置いて出かける。
蒸し暑い夕暮れの道を駅まで急ぐ。
目当てはチャンピョンのギョウザだ。
ギョウザに冷たいビールが飲みたい。

深江橋で降りたつもりが何故か緑橋だった。
うっかりしていて乗り過ごしてしまった。
本を読むのに夢中になっていたからだ。

本は南郷継正の「武道の理論」。
むか~し、若い頃読んだ本だが、
先日のO田さん(仕事仲間で強い剣道七段)と京橋で飲んだ時に話が出て、
もう一度読みたくなったというわけだ。読書は良い。


(南郷継正の「武道の理論」)

深江橋のチャンピォンは諦め、近くの焼き鳥屋に入った。
ここはキリンビールだ。アサヒのドライは好きでは無いので嬉しい。


(深江橋の焼き鳥屋「吉鳥」の前で)

2件目は森ノ宮の炉端焼き「いろいろ」。
読書しながら刺身と日本酒でご機嫌になって帰宅した。

たまには稽古も仕事も忘れてお酒を楽しむこともあるのだ。


(お刺身3種盛り)


(帰りは鶴橋で乗り換えて帰宅)

南郷継正の本は若い頃に読んだときは驚き感動したものだ。
経験を重ねた今は、そういう感動は無い。疑問に思うところもある。
しかし、この本の中の「そのせっかちさが事物の完成を妨げる」という言葉が好きである。
また何かの機会に紹介したいと思う。
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映画「焼肉ドラゴン」

2018年07月09日 | つれづれ

(焼肉ドラゴンの公式サイトより)

映画「焼肉ドラゴン」を見に行った。

映画は単純に面白かった。
役者の演技がどれも良い。

亡くなった息子が私と同い年か一つ上の学年で、
ちょうど多感な年頃の自分の記憶が蘇ってきた。
イジメられてはいなかったが落ちこぼれて孤独だった頃だ。
大阪万博は一度だけ行った。人ごみだけ見てきた。

映画の内容はネタバレするので止めておく。
しかしこの映画、まんま「森友問題」の影を描いてる。

この土地は伊丹空港の離発着の延長線上の土地で騒音がひどい国有地。
沼地なんかで建物が無かったが不法占拠などもあって強制立ち退き。
そのあとで産業廃棄物をしこたま埋めて公園を作ったり学校を作ったり。
わけはクズ土地の価値を高めて固定資産税を高く取るため。
ややこしい土地なので安くても売りたい財務局。
理由がつけば安く売る。だから森友学園も豊中の公園も安く買えた。

映画の中で韓国人が砂利で儲けているというのもあった。
関西生コンは砂利の採石権で大儲け。
北朝鮮への帰国事業も当時は朝日新聞が煽ったフェイク。
北の楽園へ帰った人たちは想像を絶する苦労をしている。

また、済州島での虐殺事件も少し出てきた。
1948年(昭和23年)の「済州島四・三事件」である。
大阪には済州島から逃れてきた韓国人が多い。
これも歴史の裏話だ。
済州島の歴史は一口では語れない。

まあいいや。
映画は映画で面白かった。
シニア料金なので助かる。


(映画館の前で)


(昼食は豪勢に・・・と言っても800円ちょい)
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長正館一刀流定例稽古(2018年7月7日)

2018年07月08日 | 剣道・剣術
17時から一刀流定例稽古。
東住吉区中野中学校格技場。

大雨の影響で出席人数がやけに少ない。
不通路線を避け、電車を乗り継いで来た者もいる。立派。

人数が少ないので大太刀50本までやってしまった。
いつも前半で終わるので後半は覚えている者も少なく時間がかかった。
余った時間は後半をさらにおさらい稽古である。

久々に打方のほとんどを務めた。
湿気があるので汗が半端ない。

「痩せるかな?」と内心ウキウキしていた。




【感想・反省点】

どうしても形をなぞっているだけの者が多い。

一刀流の形稽古の中で、身構え気構えを整え、
気位を高める稽古をして欲しいとつくづく思う。

(ヤンチャな剣術稽古もそれはそれで楽しいのだが・・・)
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靴と弁当が・・・(2018年7月6日)

2018年07月07日 | バイク・クルマ
5日の夜から6日の朝にかけて夜中に目が覚めるほどの雨が降った。
大雨に弱いのが通勤で使う奈良から大阪に抜ける旧阪奈道路である。
朝起きると鉄道も止まっているし国道もあちこち通行止めが出ているので、
「これは車で行ったら渋滞の可能性大だな」と思ってバイクにした。
若い頃は雨だろうが何だろうがいつでもバイクで行った。
(バイクしか無かったからというのが本当なのだが・・・)


(寝ている間に避難勧告がいくつも出たようだ)

カッパ着込んで黒いゴム長を履いた。手には軍手。
いつもの靴の片方に袋に入れた弁当のオニギリとオカズを入れる。
もう片方にはバナナを入れる。バナナは元気と健康の源だ。

荷物(靴と弁当)をバイクの荷台に載せてゴムバンドを掛ける。
心配なので紐でさらに縛っておいた。

通行止めかも知れない阪奈道路へは向かわず国道163号を山越えする。
さほど渋滞はしていないと思ったら外環(国道170号)が大混雑している。
バイクなのですり抜けてきた。バイクで良かった。

事務所の駐車場にバイクを止めて荷物を降ろそうとしたら荷物が無い。
ゴムバンドと紐の隙間からスルリと抜けてしまったようだ。
仕方が無い。昼食はパン屋のパンにしよう。
靴は買ったばかりなのでとても残念だ。


(スズキバンバン200、バイクを降りて空っぽの荷台を見た時はしばし呆然とした)

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で、本日7月7日。
七夕だというのに毎年雨のような気がする。

通行止めも無さそうなので車で出勤。昨日と同じ道順で。
「まさか」という思いと「もしや」という気持ちで車を走らせる。
バイクなので脇道へ行ったりしたので忠実になぞってみる。

事務所まであと2キロ、諦めかけた時に道端に白いものがある。
車を止めたらまさしく落とした荷物だ。

回収したらバナナは黒くドロドロに。
オニギリとオカズは粉々に。
おそらく何度も何度も車に引かれたのだろう。
靴も安全靴仕様なのだが少し変形していた。

さっそく先ほど洗って干している。
やっぱり昔のようにバイクにボックス付けようかなあ。
格好よりは実用だよなあ。



(回収前に撮影、片方の靴はビニール袋から出ていた)


(洗うと中からバナナのドロドロが出てきた)
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稽古は休みだった!(木曜会、2018年7月5日)

2018年07月06日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
記録的な雨なんだそうで、ずっとずっと雨が続いている。
4日に使った稽古着がなかなか乾かないが、扇風機の風を当てて何とか乾かした。
4日の返し胴で割れた竹刀も補修して準備万端して出かけた。

四條畷の市民活動センター。
おんや、車が少ないなあ・・と思ったら誰もいない。
大雨のせいで稽古が中止になったのだろうな。

しばらくいたが雨も強くなってきたので諦めて帰った。
諦めたというのは、誰か来たら誘って軽く稽古でもしようかと思ったから。

大雨の中を帰宅。
軽く自宅で摺りかぶり。
軽くしただけでも左足の脹脛(ふくらはぎ)はパンパンになる。
自分の弱点はこの左足の脹脛である。
ここを鍛えれば体幹がもっと出来てくるのだと思う。

素振りを止めてすぐにビールを飲んでしまったのは弱さのせい。
あと1キロか2キロ、体重を落としたい。
落としたいのにビールは止められない。
どうも辛抱とか努力とかという事は苦手だ。

雨が鬱陶しいので夕焼けの写真を載せることにする。
はやく雨が止みますように!


(2018年6月24日19時24分、163号線、生駒のガソリンスタンドにて、スズキバンバン200)
(NEX-C3、f/4、1/160秒。ISO-640、35mm焦点距離33mm)
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長正館定例剣道稽古(矢田中学校、7月4日)

2018年07月05日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。
入館(長正館では入会ではなく入館である)者2名。
最終、子供を入れて10名だった。
21時で終わる予定が皆熱心で21時10分に終了した。

19時過ぎから形稽古。
初段受審と二段受審で3本まで裏表。
3本目の足捌きが難しい。

二段受審者と五段で4~5本の裏表。
そのあと初段受審者と五段で3本まで裏表。
やはり稽古量で差が出る。

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指導担当のF六段が休みなのでK芦五段に任せる。
「大きく正しくゆっくり伸びやかにが基本」と指示する。
速く打つと形が崩れるものだ。
崩れたまま速くなっても崩れたままなのである。


(初段受審者と二段受審者の形稽古)


(初段受審者と五段の形稽古)


(基本打ちは、大きく正しくゆっくり伸びやかに)


(井上館長にかかるS初段)


(K芦五段とK川四段)


(H二段とK川四段、H二段は駆け引きに長けていて、四段相手にどんどん打ち込む)


(S口初段とC六段)


(K芦五段とI無段)


(稽古終了)


【感想・反省点】

台風の影響で風があったからか先週よりはマシ。
基本で、大きく正しくゆっくり伸びやかにを実践するのは本当に難しい。
特にベテランほど速く打とうとして崩れてしまっている。
構え、足捌き、腕の上げ下ろし、簡単なことのようだが本当に難しい。

小学生には基本から教えることにした。
長正館の子供指導は原点に戻り正しい剣道を心掛ける。
幸い、入館した小学生(面着用)は、2回目の稽古なのにずい分と良くなった。
短い稽古時間だが、焦らず指導していきたいと思う。
指導することによって自分の勉強にもなる。
自分が出来ないことは人に教えることは出来ない。
改めて「頑張ろう」と強く思う。
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【考察】剣道形三本目の「入れ突きに萎やす」について

2018年07月04日 | 剣道・剣術
あくまでも自論ですので間違っているかも知れませんし、
今後見解が変わる可能性もありますのでお許しください。

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秋田で四段を戴いたすぐに千葉に引っ越し、
日本武道館の武道学園で稽古を再開した。
30数年以上も前のことである。

剣道形は昇段審査の時にやった程度でさっぱり覚えていなかった。
夏休みの道場開放日に、生徒同士で剣道形を集中的に自主稽古したものだ。

「入れ突きに萎(な)やす」がわからない。
「萎やしてから突く意味」という意見もあったが、それでは文法的におかしい。
それなら「萎やして突き返す」だろうと思っていた。

悩んでいたら、平成28年に亡くなられた丸山鐵男範士が「こうするんだ」と教えてくださった。

「入れ突きに萎やす」とは、相手が突いてくるのを、
こちらも腕を伸ばして突きながら一歩下がって手元に引き寄せ萎やすことだ。


なるほどと思い、これを今までずっと実践してきている。



日本剣道形解説書(全日本剣道連盟)より

「仕太刀は、左足から一歩大きく体をひきながら、打太刀の刀身を
物打の鎬で軽く入れ突きに萎やすと同時に打太刀の胸部へ突き返す」
とある。

注には「萎やすときは刃先は右下を向き、突くときは真下を向く」とある。

留意点の打太刀のところでは「仕太刀の萎やし入れ突き」という表現になっていて、
下の打太刀のところでは「打太刀の刀身を物打の鎬で入れ突きに萎やし」である。


(頁は書いていないが日本剣道形解説書の24頁に該当する)

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「入れ突き」についての考察

留意点では打太刀の項と仕太刀の項の表現が正反対に異なっている。
「萎やし入れ突き」と「入れ突きに萎やす」は意味が全く違うと思うのだがどうだろうか?

この留意点では「入れ突き」という表現を、
別の場面で使ってしまって混乱を生じている気がしてならない。

「入れ突き」という表現は定説が無く難解な表現である。
この難解な「入れ突き」という表現を、わざわざこの三本目に用いたのは、
剣道形が制定された昔にさかのぼり、奥深い理合があったからに違いないと思うのだ。

この解説書の表現は実に難解である。
「萎やすと同時に打太刀の胸部に突き返す」も物理的に無理がある。
「萎やしたあと、即座に打太刀の胸部に突き返す」とすべきであろう。

結果として「萎やし入れ突き」は間違った、あるいは間違いやすい表現だと思うのである。

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さて、理合としての考察
(師の位、弟子の位という話は理合では抜いて考えるのでご理解あれ)

この場合、打太刀と仕太刀の理合はどうなのか?

「打太刀は機を見て仕太刀の水月を突く」とある。

機とは何か?
仕太刀が突こうとするところが「機」である。
形(かたち)には現れないが、詳しく言うと、
仕太刀が本気で突こうとする気の起こりがこの「機」なのだ。

仕太刀は打太刀の突きを待ち受けて萎やすのでは無い。
明らかに待ち構えてる相手に突きに行くような間抜けな理合は無い。

遅れたら仕太刀に突かれるから「より先に突こう」とするのが打太刀なのだ。

もし捨て身の打太刀の突きを萎やすだけが目的なら仕太刀の刃先は左下で良い。
構えたまま、やや剣先を立てて刃先を左下にすれば、打太刀の剣先は我が身から簡単に外れる。
(一刀流の上段霞という技ならここから突き返すところ)

仕太刀が刃先を右下にして対応するということは、
お互いに気位が対等であり、お互いが突こうとしているからである。

仕太刀が突こうと色(突く気配)を出す。
それが機となり打太刀は我れ先にと突く。

攻めて突くのは刃先が右下が剣の理合。
守って突くのは刃先が左下が剣の理合。
(七本目の仕太刀の打太刀の突きを支える形がそれに近い)

気位は対等として突きに出るが、仕太刀が(わざと)やや遅れる。
その(わざと)遅れた突きが「入れ突き」の動作で、
手繰(たぐ)り寄せるように打太刀の突きを手元まで引き入れるのが「萎やし」。
そして体勢の崩れた打太刀に突き返すのが「打太刀の胸部に突き返す」である。

こうなると何をしても気位として仕太刀の勝ちである。
そして打太刀は気で押されて後ろに下がってしまうのである。

三本目は決して仕太刀が待っている理合で無いところに妙味がある。

三本目に限らず「打太刀の機を見て打つ(突く)」の「機」とは何か?
これがわかれば剣道形も(剣道も剣術も)面白くなると思うのである。

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以上ここまで。

加筆訂正があるかも知れません。悪しからず。
コメント (4)
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妙所見ゆ(上垣範士からいただいた詩)

2018年07月03日 | 剣道・剣術
先日の川上村の合宿の宴会の中で上垣範士に剣道で悩んでいることを話した。

「明日、良いものをあげよう」と言われ、
翌日、私に(全員にだが)、詩と解説のコピーを戴いた。
(どなたの書いた詩かお聞きしなかった)

読みやすいように翻訳して紹介する。
間違っていたらお許しあれ。

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稽古にて 心を決めて 打たれて見よ なる程という 妙所見ゆ

妙所見ゆ(山岡鉄舟「門人に示す」から)

剣術の妙所を知ろうと思えば元の初心に帰るべきである。
初心には何の邪心も無い。
ただ一途に相手に向って打ち込んで行くばかりである。
これが無我夢中で純粋である証拠である。
ある程度上手になった人は自分の経験や思いが邪魔をして害となってしまう。
これを取り去ればすぐに剣の妙所を知ることになる。
ためしに上の人に打たれて見れば良い。
これがなかなか「ただ打たれる」ことは出来ないものなのだ。
そこをどこまでも忍んで「自分からは決して打たない」と覚悟して、
心を動かさずに稽古を続けていれば、いつか「なるほど」という場面が出てくる。
少しも疑いの気持ちを入れずに修行をしてみるべきだ。
必ず妙所(非常に優れた剣の高み)を発見する時が来るものだ。
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このコピーを戴いたあとで上垣範士に稽古をお願いした。
「自分からは決して打たない」と覚悟していたが、
構えて対峙し、初太刀のあとは懸かり稽古になってしまった。

まだまだである。まだまだである。
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なんば養正会川上村合宿(2018年7月1日)

2018年07月02日 | 剣道・剣術
久々の、なんば養正会川上村合宿参加である。
毎年、6月の第2週で、伊勢神宮奉納演武とぶつかるので、
涙を飲んで不参加なのである。今年は第4週だった。

朝5時に起床。風呂にはいって6時半にホテル前集合。
丹生川上神社上社に歩いてお参りに行く。
7時半に朝食。8時半集合して出発。源流館まで。

剣道形稽古のあと回り稽古。
30度を超える中での稽古は大変だった。
12時過ぎに終了。杉の湯ホテルに戻って昼食して解散。

事務所に戻って2時間仕事。
17時からの長正館一刀流稽古には間に合わず。
18時半からの剣道月例稽古に参加。
平野からも参加者ありで盛況だった。20時終了。


(杉の湯ホテルの前で上垣範士と、私はホテルの浴衣に剣道の袴+ホテルの下駄)


(丹生川上神社上社の前で)


(きょうは暑くなりそうだ)


(戻ってホテルの前で集合写真)


(形稽古は座学から)


(上垣範士から一本一本丁寧な解説を受ける)


(稽古後の集合写真、私は講習会の流れで長正館の名札を付けている)


(大阪に戻って長正館の月例稽古に参加)


【感想・反省点】

剣道形は先輩のS七段と組みになる。
打太刀と仕太刀を多頻度に交代で行うもので多少混乱した。
範士から形のコツをいくつか教えていただいた。
また機会があれば紹介する。

回り稽古の最初は上垣範士にお願いした。
初太刀は対等な気持ち。あとは駄目。懸かってしまった。
2分の稽古だと思うが30度を超える暑さのせいで息も絶え絶えになってしまった。
稽古着はずぶ濡れである。

長正館の月例稽古でも息が上がってしまった。
短く激しくを心掛ける。最後は早めに切り上げた。
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