稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

面の臭いはブルーチーズ(なんば養正会、2018年7月23日)

2018年07月24日 | 剣道・剣術
なんば養正会での稽古は5月28日以来(のはず)だ。

府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)の剣道場は、
冷房が効いていて夏の稽古にはありがたいのだが、
冷房設備が古いせいか、湿度までは取ってくれないのが難点である。

一度ならずの恐ろしいカビ面に懲りて、
毎年6月~8月は面と甲手は持ち帰るのだが、
今年はうっかりして防具ロッカーに置いてきてしまった。

案の定、面を取り出すと、少なからずカビが生えている。
稽古後にアルコールで拭いておくのだが、それでもカビは生えてくる。

アルコールと乾いた手拭いで拭きとるがカビ臭い。
面をかぶるとまさに「ブルーチーズ」の香りだ。
ただし食欲はそそらない。

稽古は回り稽古から参加。最初は動かずワザと打たせてみた。
打たせる(打たれてみる)と見えてくるものもある。
なるほどなるほど。。

気温は低いのだが湿度が高いのでけっこう汗だくになってしまった。

四段を目指す女性剣士二人と稽古して、打ちに行くと受けてばかりいる。
聞いてみたら応じ技はほとんど稽古していないと言う。
出小手、相小手面、摺り上げ小手を一応簡単に教えた。
少し念入りに稽古したほうが良い。

あと、打ってからの抜け方と残心の取り方も。

審査にはコツがある。
方向を定めず数だけ稽古しても四段は受からない。
四段で頭を打つ剣士はけっこう多い。(私は五段で悩んだ)


(あまりに暑いせいか、人数は25名ほどだった)

カビ臭い面は持ち帰ることにする。

藍きれいで丁寧に洗うか、
いっそ洗濯機に入れてしまうか考えてみよう。
安い面なので気は楽だ。
コメント
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