稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、7月11日)

2018年07月12日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。初心者経験者大歓迎。

19時過ぎから初段受審、二段受審を中心に剣道形稽古。
相手が変わるとやはり調子が狂うようだ。
審査では(特に仕太刀は特に)相手に合わせる必要は無い。
合わせようとすると相手が間違えたら釣られて間違うからだ。
堂々と自分の形を演ずれば良い。

ともかく暑い。暑過ぎる。
休みながらで構わない。
ダラダラした稽古にならないように心掛けた。
京都の園部からK澤三段が稽古に来る。
半年ぶりの稽古だそうだ。

最終、子供を入れて13名だった。


(初段受審と二段受審の形稽古)


(柔軟体操と素振りから始まる)


(基本打ち)


(地稽古は20時20分ぐらいから21時まで)

【感想・反省点】

K君に乞われて「木刀による剣道基本技稽古法」を教えた。
K君は初めてなので、基本1の一本打ちの技の、面、小手、胴まで。
元立ちを務めたが後から考えたら足さばきを間違えていた。
次回までにはきちんと復習して憶えておこう。
次回は三級なので、連続技の二段三段の技までである。

地稽古では中心を取ること、自分から一歩入ることを心掛けた。

K口初段から「中心を取って、相手が打ってきたのを制しても良いのですか?」
と聞かれたが「良い」と答えて数回やらせてみた。
これは二段審査を考えて・・だ。

中学生、突き技は禁止なのは言うまでも無いが「突き押さえ」なら良い。
相手が打つべき機会では無いのに強引に打ってきたのを制するのは何ら問題では無い。
打ってきたのを左手を上げて防御したり、首を傾けて避けるよりははるかに良い。
普通の稽古なら返し技や合わせ技の稽古をすれば良いが
試合や審査では応用技は失敗することもあって難しいものだ。
1回や2回なら強引に打ってきた相手を中心を取って制してやれば良いのだ。

中学生でも、制するための「突き押さえ」は多用しなければ大丈夫である。
本当に突く「迎え突き」は危険なので絶対に禁止である。

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※言葉の定義として

この動作であるが、正式の定義が無いので表現に困っている。
制し突き、支え突き、突き支え、突き押さえ、押さえ突き・・・・
「突き」という単語が入ると誤解を受けやすい。
突きという言葉を使わない「中心を取って制する」で良いのかも。
上に書いた「突き押さえ」は「中心を取って制する」の意味である。
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15日の湯里小学校での月例稽古の第一部は一刀流の稽古だが、
審査者対象者は剣道形をやっても良いと話した。稽古は臨機応変に。
コメント
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