稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

師匠の視線を背中に感じての稽古(2017年1月12日)

2017年01月13日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
昨夜は出稽古(四條畷剣友会木曜稽古)での初稽古だった。
足捌きや一拍子の打ちなど、基本をみっちりやったあと地稽古になった。
組み合わせは自由だが、自然に七段が元立ちになった。

後ろでは師匠が見ておられる。こうなると崩れた剣道は出来ない。
基本に忠実に、前後左右に動き、右足で攻め入り、打つか返すか一瞬で判断する。
待つのではなく、攻め入って相手を動かすのである。
常に背筋はピンと張り、うつむかず仰向かず、左足を真っ直ぐにしている。
30分ほどの元立ちだったが、ほとんど崩れなかったと思った。

稽古が終ってから師匠からお褒めをいただいた。
「良くなったなあ、これやったら八段目指せるで」
何だか舞い上がるような気持ちになった。こんな嬉しいことは無い。

ここでの稽古はもう4年経つが、自分でも成長したなあと実感している。
それほど以前の剣道がひどかったということだ。
指摘されて自覚し、目標を持って稽古する。
それの繰り返しを続けてきただけだが成果は確実に出る。
「ここでの稽古は信じて続けてください」と昨夜も師匠は言われた。
まさにその通りだと思う。最初は戸惑ってしまうのがここの基本稽古だ。

家に帰って思い出してニヤついていたのだろう。
女房に「何か良い事でもあったの?」と聞かれた。
「うん、師匠に褒められたんや」
晩酌が進んでいつもより多く飲んでしまった。
きょうは少々二日酔い気味である。胃薬飲んでおこう。

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