稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2020年9月17日)

2020年09月18日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)


木曜会(誠先生の剣道教室本部稽古)

四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時25分まで。今年17回目。参加人数20人ほど。
本日は素振り、防具を着けて実戦的な面打ち、
入って止まって合気から気を合わせて(相手の気を感じて)兆しを打つ相面、
釣って面、釣って出小手、相小手面、返し胴。



「ヤ―」の声を大きく腹から出す。これだけで打ちが変わる。
咽喉が前に出ていると腹から声が出ない。咽喉と腹を垂直線で結ぶこと。
呼吸には吸う息、吐く息、止め息がある。
123の時の「ん~」が止め息。止め息からの発声と打ち。

間合いに入る時に竹刀を上下に揺らさない。
構えたそのままで入る。入ったらいったん止まる。
相手の左眼に剣先を突き刺す気持ち(突くのではなく突き心)から打つ。
足を出しながら、中心を取りながら・・・

釣り技は中心をしっかり取っていることが大切。
入ってすぐ打つのではない。いちど止まって足を出しながら釣る。
釣って小手打ちは、最初から小手を狙うのではない。面に行くところから小手に変る。


(鎬と鎬の交わった「鎬を感じるところ」が大事)


(足を出しながら釣る)

ピタッと止まるから相手の心の変化がわかる。
相小手面・・・足と手は同時に。手だけで打っては駄目。

返し胴は思い切って足を出すこと。打つ時は足を引き付けながら打つ。
打つ前打つ時に打つ個所を見ない。相手の目を見て(遠山の目付)打つ。
肩から臍まで右手を持っていくだけ。返し胴は振り上げていたら遅れる。
横から打とうとすると竹刀が上がってしまう。
打ったあとは力を抜く。


【感想・反省点】


(打っているのが私)

面打ちの稽古が良かった。若手に交じって稽古すると本当に勉強になる。
動画を見ると、まだまだ力みが強く柔らかさが無いように思える。
しかしながら、きょうの稽古は良かった。「実戦的な面打ちの基本稽古」が一番ありがたい。
「まともに面が打てない」という悩みが少しずつだが溶けていくような気がする。

釣り技の時、手だけで打ってしまったのを注意された。
手と足の連動は大事なところだ。基本の基本。気をつけよう。
コメント
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