稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜の稽古(長正館)

2017年02月09日 | 剣道・剣術


水曜日は長正館で稽古するのを日課にしている。
昨夜もインフルエンザの影響からか数えるほどしか子供が居ない。
少し早く行ったので子供たちの試合稽古を見学。

半年ほど前までギクシャクしてた子供が鋭い打ち込みをしていたので驚いた。
成長が足踏みしている子供も多い中で、上達する者は確実に上達する。
違いは発声である。上達する者は必ず大きな声が出ているものだ。

大人の部も少ない。先輩七段に掛かっただけであとは指導稽古。
五段審査、六段審査の者に基本的な面打ちの指導。

触刃の間までで発声。中心攻め合って交刃の間から打ち間へ。
右足出して攻め足とし、そこから一気に面を打つ。
相手とすれ違ったらすぐ振り向いて間合いを取って構える。
一歩前に出て発声し触刃の間。この繰り返し。

交刃の間での攻防をまったくしないで、
無用心かつ強引に打ち間に入ることが多い。
打ち間に入りながら、声を出しっぱなしで、左足を継いで、前傾し、
速さだけで打ち込んでしまうことが多い。

基本だから、一つ一つの動作を分解して、丁寧に繰り返し練習する。
なかなか出来ないのも無理は無い。自分自身がそうだった。
動作を速くして誤魔化してしまうのだ。これでは上達しない。

少しは良くなったかな?と思った時点で時間切れ。

終ってから体幹を鍛える素振りを指導する。
指導しつつ自分の素振り稽古も行う。
師匠直伝の、大きく柔らかく力強くをイメージしての素振りだ。
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