
指導って技術を伝えるだけではない。
言いにくいことを言える。
ってのも指導の一つなんだろうと思う。
で、それはただ単に言いにくいことを言うのではなく、
言い方、伝え方
ってのも必要で、自分的に言わなければならない時に言ってきた記憶はあるけど、言い方や伝え方が全て正しかったのかと言われると自信はない。
人間なので感情も入るし、好き嫌いもあっただろう。
ただ、言いにくいこと、『苦言』なんて、誰しも好き好んで言うものではないと思うけど、馴れ合いだけの仲良しクラブでは勝負の土俵にも立てないと思っていたので、とことん言わせて貰いました。
なので、自分の中では苦言を言うことなんて何とも思っていなかったけど、一つだけ引っかかることがありました。
それは、子供達が、
もう言わんでええんちゃうん?
分からんもんは分からんでいいんちゃうん?
と私が苦言を呈するのを嫌がっていたんです。
大きくなるに連れて、『致し方ないこと』だったと理解できたと思うけど、出来れば苦言を言って欲しくないというのが本音だったでしょう。
けど、一生懸命使命感を持ってやっていると、大半の方は理解してくれたし、今でも付き合いが続いている。
だから、反省する部分もあったけど、後悔はしていない。
ま、指揮官の子供はいろんな意味で辛いわな。
辛抱した分、今は楽しみながらやってくれ。