田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

柳川沖端 掘割の風景

2017年01月19日 | 柳川

 柳川の沖端に行きました。風もなく穏やかな日で、国の名勝となっている「御花」の周りを写真を撮りながら散策しました。

 左の塀は立花家史料館です。

 御花の西洋館です。御花は元柳川藩主立花家の邸宅で、今は料亭旅館になっています。名園として知られる松濤園があります。この写真は昨年撮ったものです。

 ここは御花の裏手にある外堀です。向こうに架かっている木橋は出逢い橋といって、御花の東庭園に通じています。 

 川下りの船が近づいてきました。 

 

 

 御花の東庭園は無料で入ることが出来ます。お堀から水が取り込まれていて、池や藤棚があります。少し鄙びた趣きで、ゆったりとした気持になります。

 椿の繁みの下に陽が差し込んでいました。

 庭園から川下りの船が見えます。

 

 御花の船着き場です。この船の船頭さんは若い女性です。

 

 内堀コースからも船が来ました。手前の船の船頭さんも女性です。川下りの船頭は60人ほどいますが、女性船頭は2人だそうです。

 向こうの建物は御花のホテル棟です。

 御花の西角にある竹門橋です。橋桁が低いので乗客はみんな頭を伏せています。では船頭さんはというと。

 

  この船頭は橋の上に上がりました。 

 そして船が橋の向こうに出る時、船に飛び乗りました。これは若い船頭さんがする芸です。体力とタイミングが問題ですね。

 

 掘割沿いの水辺の風景です。

 向こう岸のカヌーは個人用のものでしょう。

 2軒とも堀端にある鰻料理店です。柳川の食といえば鰻の蒸籠蒸しです。私も小学生の時に柳川で初めて食べました。九州の鰻は甘口ですが美味しいです。

 この店は仕舞屋です。 

  酒屋です。 

  掘割から少し離れた民家の表格子です。今どきの家よりも古民家の方が建物の表情が豊かです。 

 沖端水天宮です。5月の水天宮祭の時は船舞台も出て賑わいます。 

 沖端橋にいた猫です。野良ですが、いつも4、5匹たむろしています。写真を撮っていたら店のお婆さんに注意されました。人に馴れているようですが、あまりに近づくと後ずさりして堀に落ちるそうです。 

 

 

  

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
船頭さん (tango)
2017-01-19 16:45:37
女性が出ているのですね・・
ガンバリますね!
大好きな雰囲気です
またさげもんの見られる華やかな季節に
なりましたね~~
久しぶりに見せていただく柳川の姿はいいですね!
近くていろいろ行けるところにお住まいで
羨ましいな!(^_-)-☆
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今晩は (九州より)
2017-01-19 18:09:42
もうすぐさげもんの季節ですね。
暖かくなって、また出かけたいと思います。
川下りの乗船客は、外国人観光客の影響で近年増加しているそうです。
船頭さんは若返りが課題です。
私はtangoさんの行動力が羨ましいです。
返信する
風情を愉しむ (gumrie)
2017-01-22 11:27:00
柳川は風情を残してる町並みなんですね
写真からでも伝わります

介護真っ最中なので
旅行は行けないけど
ブログで愉しめました

ありがとうございます╰(*´︶`*)╯♡
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gumrie様 (九州より)
2017-01-22 17:03:27
コメント有難うございます。
柳川は昔は町の中まで大小の掘割がありました。
しっとりとした情緒を残しています。
住まいから近いので、柳川は年に何度か訪れます。
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