9才の時、毎日アポロ11号のTV
中継にかぶりつきだった。
月からのタイムリーな映像だ。
船長ニールの言葉通り、本当に
人類にとって大きな飛躍だった。
着陸地点は、着陸直前にニール・
アームストロング船長が現場を
見て急遽変更し、手動操作で
月面に人類は初めて着陸した。
人の力で人類初の月面着陸は
行なわれた。
人類初の月面着陸は、人の力が
及ばない操縦できない機械、シ
ステム、忖度嘘まみれの人員配
置頼りではない。
だが、今、日本の二輪メーカー
は、大きく道を踏み外した。
歴史から最も大切なものを学ぶ
事を放棄した。
これからも、その製作思想を
改めない限り、日本の二輪車
は世界最高峰の競技において、
世界最底辺の位置をキープし
続けるだろう。
人間である開発ライダーを全員
クビ。全てコンピュータデータ
頼りでの車両作り。
しかし、愚かな方向に舵を切っ
たものだ。
アポロ11号は月面着陸船イーグ
ルが着陸寸前にコンピュータが
壊れた。
だが、着陸は実行された。
人の知力で人類初の偉業は達成
された。
アポロの偉業から人類が学ぶ事
は多い。
未来を見るつもりで、過去を
見つめずに目の前の事しか見
られないのは、それは未来を
見定める事ではない。
今、日本の二輪メーカーは歴
史の審判の中に立たされてい
る。