渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

キューの性能

2022年12月12日 | open
今回注目した矢羽モデルのTAD
のネットオークション落札価格
で、この1900円の日陰町虎徹が
632本えてしまう(笑


だが、そうした市場での金員の
金額の多寡により道具の実力は
左右されないという絶対真実が
存在する。

この青い瞳の日陰町虎徹の性能。
手玉を生き物のように活き活き
と動かす。それはどのキューでも
できる事ではない。

TADと同程度の能力を発揮する。
たまたまだが、そうしたキュー
は存在するし、まだまだどこか
に眠って死蔵されている。
TADのTADたる所以は、高級品
所有欲を満たす金満主義の精
神果実ではない。
プレーヤーズキューとしての傑出
性こそがTADキューの命だ。
使えないTAD、コレクションアイ
テムとされてしまうTAD、転売
的の投資対象がTADではない。
TADは西部開拓時代の開拓者たち
のピースメーカーや、幕末日本の
武士の刀のうな立ち位置にある
ビリヤードのプレーキューだ。
使わないキュー、使えないキュー、
お飾りのキューは、キューの命を
死滅させるのと同じなのである。
キューはプレーヤーの道具であり、
貴金属とは違うのだ。


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