渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ゆりやんレトリィバァ 「昭和の日本の映画にでてくる女優さんの喋り方」

2021年09月07日 | open

ゆりやんレトリィバァ
昭和の日本の映画にでてくる
女優さんの喋り方


この技もすげえな、この人(笑)。
昭和といっても昭和末期では

なく、これは昭和45年以前
までの映画の中の女性ね。
「~なくってよ」とか、「~
なさったの?」とかの言葉を
よく女性は使っていた。
日活無国籍活劇映画でのお嬢様
や青春ドラマなどを観てみれば
当時の日本人の言葉遣いが判る。
そして男はいきがって「~だぜ」
を本当に使っていた。
末尾の「だわ」(関西弁のそれ
とは異なる)も女性は多用した。
私が高校の頃の1970年代でも、
つきあった彼女とかは「わたくし
はそれは知らなくってよ」とか
「あらやだ」はよく使っていた。
現在のように女性が男言葉を
使うことはあり得なかった。
使うのはいわゆるズベだけ(笑)。
女性は「~だよ」さえ使わな
かった。まだ手作りチョコと
マフラーが死滅していない時代
には。

ゆりやんのこの形態模写は

プロの技だ。
会場では時代を知らない人だ
らけなのかあまりウケてないが、
非常に
完成度が高い。


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