【バイク】もうみんな会えな
くなる。針テラスという名の
聖地が消える
2030年にこの地に帰ってくる
のは「針テラス」ではない別
のもの
ライダーたちの想いはきっと
届かない
オートバイに対して駐輪場も
設置せず、二輪対処をしなか
った奈良県の道の駅針テラス。
だが、ライダーたちはそこを
聖地として多くの人が集まっ
た。
やがて、二輪用の駐輪場も作
られ始めた。
その聖地が四半世紀後のもう
すぐそこの未来において、消
滅する。
新しく登場する道の駅の計画
には二輪車集客への案などは
一切盛り込まれていない。
あくまでも四輪車の客しか想
定していない道の駅作り。
今消滅の危機を迎えるその針
テラスには、実は深い闇があ
った。
それゆえ、現在では民間店舗
はほとんど営業をやめたまる
で廃墟のような道の駅となっ
てしまった。
新事業計画にはこの場所のハ
ードユーザーである二輪車の
事はやはり全く計画案には出
て来ない。
それでも「おいしい」を前面
に出したスポットにするとい
う奈良県行政の計画案が出て
いる。
だが、建物だけを新しくして
も、またこれまでと同じ道を
辿るのではないだろうか。
器をいくら替えても、中身が
不味かったら、「おいしい」
食べ物ではないのだから。
廃墟のようだ。