渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

自習

2023年01月07日 | open



本日は、単独自習稽古である。
私はボールを台上に置く時には
「置く」。静かに。
よく、ボールをラシャに放り投
げ落とす人がいるが、とても無
作法で非礼な事である。
ラシャも石板も傷むからだ。
私はそれは玉撞きを始めた頃に
先輩たちから最初にきつく指導
された。
玉撞きの礼儀作法は特別なもの
ではなく、社会人としての常識
的なものだが、かつて80年代頃
までは厳しく日本人としての礼
は撞球においても先達から仕込
まれた。
今では古流剣術を自称する流派
でも、宗家がガム食いながら道
場で刀振ったりするらしい。
ろくに指導もせず、スマホずっ
と観てたりとか。
また、若い世代ではなく、昭和
世代の70前の歳なのに咥えタバ
コで日本刀で物切り(まるで切り
になってない出鱈目)をしてネット
で配信して調子こいてる老人も
いたりする。
恥ずかしい事この上ない。

ビリヤードは礼儀作法を人一倍
求められるスポーツだ。
スポーツの中ではゴルフがかなり
そうしたフォーマルコードが厳格
で、着るものから室内での脱帽や
上着の着用等、厳格な紳士の礼儀
作法を今でも遵守している。
サンダルに半パンでビリヤード、
みたいな事はゴルフでは絶対に
あり得ない。
尤も、そうした紳士淑女のスポ
ーツであるビリヤードでも、室
内で着帽したまま横文字並べて
指導者面してるのが今はいるら
しく、無様この上ない。
英国帰りならば横文字並べの自
慢解説や「指導」などせずに、
礼儀作法をまず自らが実践すべ
きだ。着帽のまま何か人に物を
言う。上から目線で。タァケな
のだろうか。
被り物を取れ。虜外である。
玉撞きの前に礼儀作法を守る人
の大事あり。
心得違いをしていては、いくら
その種目が上手くとも、それは
凡夫以下なのだ。
わかってない族が最近やたらと
多い。パリピみたいなビリヤー
ダーがとても蔓延っている。
ビリヤードを解ってない。

本日は、タップ交換後の撞き締め
と、それによる変化の再確認の
自己カリキュラム。






この記事についてブログを書く
« おいら | トップ | 挨拶 »