旋盤の使い方、タップ&ダイスの
使い方は昔は中学の技術の授業
で男子は誰もが習った。
ただ、旋盤によるネジ切りの除去
加工のみは教えず、タップとダイス
使用だった。結果、M8あたりまで
の手作業ネジ切り加工しか私の
学校では教えなかった。
しかし、この中学での技術の授業
はとても役に立った。手書き製図
のドローや、工作機械の扱い方、
ガソリンエンジンの仕組みと分解
組み立て等々、今でもその時の
授業の中身がベースになっている。
2ストとキャブ(燃料噴射は実用化
されていなかった)の妙味に目覚め
たのも中学校での技術の授業によ
ってだった。
上の図の下段左の加工、左から2
番目の図の加工をTADキューでは
接着不能な工業樹脂のデルリン®︎
に施してキューの木部本体とエンド
キャップを締め込んでいる。
ビリヤードキューというものは、
本来ならば、ありとあらゆる接合
接着部分は平面接着ではなくネジ
締め込み+接着である事が望ましい。
タップ接着以外は。
1980年代のプールバー、ロスアン
ゼルスクラブのハウスキューはタ
ップさえもネジ交換式でしたが。
タップのみは、全方位からの直接
打撃を受けるため、中心部からの
微細首振り発生を惹起させるねじ
止め式よりも平面接着が最適かと
思われる。