桐野夏生著【OUT】を読了しました。
久々に読み返したのですが、やはりまことに面白い。
僕は女性の作家では桐野夏生がもっとも好きです。
この【OUT】の主人公の主婦や、【柔らかな頬】の主人公はとにかくカッコ良い。
キレイなオンナやカワイイオンナはたくさんいますが、カッコ良いオンナってぇのが少ない事を憂いている僕としては、これら主人公はカタルシスをもたらします。
一方で、先日読んだ新作【ハピネス】や【魂萌え!】の主人公たちみたいに【カッコ良い】ってことばから真逆のキャラクターも存在します。
この振れ幅が桐野夏生の魅力のひとつでしょうな。
【OUT】はドラマ化・映画化もされました。
僕はドラマの方が好きでした。
田中美佐子の主人公・雅子役、渡辺えり子の師匠役はまさにハマリ役。
また、十文字役の哀川翔も実に良かった。
十文字が雅子に『雅子さん、カッコ良いっすよ』とクリスマスプレゼントを渡すシーンにグッと来ましたねぇ。
そのクリスマスプレゼントがスタンガンなんですが、このシーン、原作にはありません。
狙われている雅子を十文字は守る事が出来ない。せめてもの思いからスタンガンを渡す・・・。
粋な演出でした。
さて、このドラマはなぜかDVD化されておりません。映画版はもちろんDVD化はされているのに。
DVD化を熱望する作品ひとつであります。
本日の処分品。
ジップロックコンテナー。ようやく捨てる時がやって来ました。
久々に読み返したのですが、やはりまことに面白い。
僕は女性の作家では桐野夏生がもっとも好きです。
この【OUT】の主人公の主婦や、【柔らかな頬】の主人公はとにかくカッコ良い。
キレイなオンナやカワイイオンナはたくさんいますが、カッコ良いオンナってぇのが少ない事を憂いている僕としては、これら主人公はカタルシスをもたらします。
一方で、先日読んだ新作【ハピネス】や【魂萌え!】の主人公たちみたいに【カッコ良い】ってことばから真逆のキャラクターも存在します。
この振れ幅が桐野夏生の魅力のひとつでしょうな。
【OUT】はドラマ化・映画化もされました。
僕はドラマの方が好きでした。
田中美佐子の主人公・雅子役、渡辺えり子の師匠役はまさにハマリ役。
また、十文字役の哀川翔も実に良かった。
十文字が雅子に『雅子さん、カッコ良いっすよ』とクリスマスプレゼントを渡すシーンにグッと来ましたねぇ。
そのクリスマスプレゼントがスタンガンなんですが、このシーン、原作にはありません。
狙われている雅子を十文字は守る事が出来ない。せめてもの思いからスタンガンを渡す・・・。
粋な演出でした。
さて、このドラマはなぜかDVD化されておりません。映画版はもちろんDVD化はされているのに。
DVD化を熱望する作品ひとつであります。
本日の処分品。
ジップロックコンテナー。ようやく捨てる時がやって来ました。