荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

愛の巻。

2013年08月25日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
今年も【24時間テレビ「愛は地球を救う」】が放映されている様です。

なんでも今年で36回目らしいですな。

ガキの頃は24時間ずーっと観ていよう、とテレビの前に陣取っていましたが、もちろんウトウトし出し母親に『寝なさい』と言われたものでした。

まぁ、まだSEXという行為すら知らないガキですから、【愛】なんてモノを感じる事は皆無であります。

そもそも僕なんかは【愛】というモノがいまだに分かっていません。

ていうか、【愛】を分かっているヒトってどんだけいるのでしょう。

大沢在昌の作品に『無償の愛なんてモノは母親の子に対する感情しかない』という様なセリフがありましたが、まさに僕もその通りだと思います。

オンナに対してだって、【好き】って感情はあっても【愛】って感情は持った事はありません。

ましてや、知らないヒトを【愛】という名のものに助けるなんて、おこがましい感情などカケラもありません。

『愛は地球を救えるか?』。救える訳ぁありません。

だって、【愛】なんて誰も持っていないんだから。せいぜいが前述の、母親→子って図式位。

そんなつかみどころのない言葉だからこそ、皆さんすがりつくんでしょうか。宗教とおんなじですな。

当然、それを売りモノにするヤツも出て来ますわな。

これが俗に言う【詐欺師】であります。

愛は地球を救う?、ふざけるねぇ!まだカネが地球を救う、って言った方が通りが良いぜ!

『悪を為して 人の知らんことを恐るるは、悪中なお善路あり。善を為して 人の知らんことを急にするは、善、即ちこれ悪根なり』洪応明(中国の著作家・1573~1620)