荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ボランティアの巻。

2013年08月17日 | 日毎ニュースに正義の理想を
今年も24時間テレビが日本テレビで放送されます。

メイン司会をつとめる嵐がギャラの発生を否定したとか。

昔っから、このテのお話しはありましたね。

たけしもタモリもさんまも、この、『ボランティアがどうのこうのと、偉そうな事言ってんのにギャラが発生する』点に引っかかるんで出演をしない、と聞いた事があります。

さて、僕も現在、地元で町会というか青少年委員というか、まぁ、そんな事をやっているんです。もちろん無給。

今の時期は盆踊りまっさかり。

来週も再来週も盆踊りの開催スタッフですわ。ちなみに来週はずーっと枝豆を売ります。

安請け合いで、この町会というか青少年委員の職についた訳なんですけど、激しく後悔しました。

毎回、『この働きなら○万円貰っても、当然だよなぁ』と思う事ばかり。

元来、ボランティア精神ってぇモノがありません。

その代わり、プロフェッショナルとしての矜持はあります。

お金=プロの仕事、という図式です。

テレビ時代劇の【必殺シリーズ】なんかは、この、お金=プロの仕事、という図式を非常に美しく描いていました。

金額の多寡は問いません。お金を貰う事に価値と意味があるのです。そりゃまぁ金額が多い方が良いに決まってますけど。

適菜収著【日本をダメにしたB層の研究】にボランティアに関しての言及がありました。

B層はボランティアをするにも【参加してる感】が必要なのだ、と。

どういう事かと申しますと、例えば震災ボランティアなんかであれば被災地に赴き、瓦礫を片付けたり、炊き出しのスタッフをやったりしなけりゃ気が済まない、という事です。

東京の震災事務局なんかで経理のボランティア、なんてぇのは【参加してる感】がないのでダメって訳なのですね。

同じく、街角なんぞで募金をお願いしているヒトもおんなじである、と。

募金を呼びかける位なら、その時間分バイトでもして、そのお金を募金に当てた方が確実なんですけど、それだと【参加してる感】がないのでダメなんです。

あ、B層の定義って『IQが比較的低い、構造改革に中立的ないし肯定的』なヒトたち、すなわち『新しいモノに食いつくバカ』の事です。


来年で町会というか青少年委員の任期が切れます。

もう二度と委員を拝命する事ぁないでしょう。

『ボランティアは特別なことではなく、…ふだんやっていることを、それを必要としている人たちに、報酬を期待しないでやるだけの簡単なことだ』吉岡忍(ニッポンの作家・1948~)



本日の処分品。


プラスチックハンガー数点。いよいよ捨てるモノがなくなって来ました。


全然、関係ないんですが・・・。


ある日の外出時の持ちモノ。ストール風タオル・D&Gのグラサン・財布・小銭入れ・お扇子。もちろん手ブラです。