ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

NECのリチウムイオン電池とな…

2012-10-23 22:10:06 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日は20℃の空調が効き過ぎている
マシン室内の某席で調べものをしてました
さすがに冷えすぎておなかがユルくなりました
上着を着ててコレはキツかったです…


さて、本日の日経産業新聞から、4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『【解剖針路】
 NEC
 リチウムイオン電池に力
 脱EV依存へ住宅用開拓』

NECがリチウムイオン電池の販路拡大を
本格化するという記事

NECの電池のシェアって??と思い
この記事を取り上げた次第です

元々は電気自動車向けが主体だったそうですが
7月以降、一般家庭や電力会社向けに
相次ぎ進出しているそうです

NECといえば、通信、ITサービス、社会インフラ向けの
商品が主力ですが、ここ数年は事業の縮小化が
じんわりときているようです

ここに続く4本目の柱として
エネルギー事業を注力したいようです

現時点では10%程度の営業利益率を保っているようで
収益面での期待から、2017年度には売上高も
現在の4倍の3千億円に増やす計画までたてているそうです


なお、現在のEV向けは日産の「リーフ」向けに供給しているそうですが
リーフの普及度が期待値を下回っているそうです
販売規模が小さく量産効果が効かず、結果的に
電池コストが高くなっているようです

そこで次にNECが目をつけたのが住宅向け
とはいえ、価格が150万円とすることから
リース会社と提携して月額5~7千円での
レンタルサービスを来春から始めるそうです


リチウムイオン電池は、小型なモノは
言わずもがな十分に普及しておりますが
大型になるとどうしても単価がネックになります

住宅の中での電力エネルギーをすべて賄えないにせよ
リチウムイオン電池がその価値をどこまで提供できるのか
エネルギー問題が様々な視点から注目されている現在において
NEC含めいかに普及させていくかは注目したいところです