ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

ITサービスは大きく伸びないが微増し続けるのか…

2012-10-17 21:18:22 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日の案件はどっさりとありましたが
効率的に回していけば時間内に収まりました
ひとまず、ドツボにハマらずなによりです


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『今年の国内ITサービス市場
 4年ぶりプラスに
 年間予測4.9兆円』

IDCジャパンが国内のITサービス市場の規模の予測を
発表した
という記事

ITサービス産業で働く者として
一応チェックしておきました

・国内ITサービス市場は、開発案件増加を背景に2012年は4年ぶりのプラス成長に
・産業分野別では、製造業・通信業で成長の一方、金融業の回復が遅れる
・欧州債務危機、新興国経済の成長鈍化、消費増税などの企業収益への影響が懸念され
 市場の構造変化もあいまって、2016年までの同市場の成長率は1%台にとどまる


経済情勢や動向の影響を大きく受けるのが
いわゆる日本の法人向けITサービスの特徴

景気が悪くなれば、企業のIT予算は多少なりとも
影響を受け減少する中で、いかにその予算から
発注してもらい続けるかが大事であるというなかで

消費税増税で企業がIT予算を抑えることは
すでに予測されているわけです

製造業向けで成長があるというのは
基幹システム関係でリプレースの需要があるということで
これはどちらかといえば定期的にやってくるもの
そこでいかに受注額を増やしていくかというもの

通信業は言わずもがなスマホ関連のシステム投資を
増強するためでこれは十分に成長が見込めます

では、世界に目を向ければ、ヨーロッパの債務危機に
中国やインドといった新興国の成長鈍化がみられたりします


決してそんなにいつまでも明るい未来があるわけでなくても
これを逆手にとって、ビジネスチャンスと捉え
成長が見込めるビジネスモデルを組み立て
実践していく企業が今後を躍進していく企業となるのでしょうか

そんな中で自身がどうしていくのか
十分に考え、動いていかねばなりませんね