ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

デジタルサイネージの可能性…

2012-10-19 21:55:54 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日は来月以降の案件スケジュールが判明したのですが
かなり案件がドッサリで、オニかと思いました
これは効率的に遂行していっても大変な量…
ちゃんとスケジュール管理をしていかねば(汗)


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『大日印、試着支援に電子看板
 着替えず 色色々映す』

大日本印刷が電子看板(デジタルサイネージ)を使った
仮想試着システム「バーチャル試着システム」を
開発した
という記事

これは、商品を試着したお客さんが画が実の前に立ち
希望の色を指定すると映っている服の色が変化するというもの

こういったものは、Webブラウザを用いたモノでは
3D技術を利用して車等多くのものがありました

今回は、それを仮想ではなく、現実の世界で
実現してしまったそうです

システムは、デジカメで撮影したお客さんの姿を映し出し
画像認識技術を使って、服の色や商品の種類などを識別
お客さんはシステムに接続したタブレット端末で
試着した商品の他の色を選択すると変化するが可能
お客さんの動きに追随して色を変えた服を試着した
鏡の映像も動くそうです

これは誰もが思い描いていたような近未来なシステムが
本当にやってきたわけですね

まずは、ユニクロの米サンフランシスコの店舗にて
ダウンジャケットとフリースの2種類に限定されて可能とのこと

今後は画像処理技術をさらに高めていけば
対応する商品を増やし、他の顧客の要望に応えていけそうですね
DNPとしては2015年度までに3億円の売り上げを目指すそうです


この記事を見て、このシステムは、店舗向けのビジネスだけでなく
プロダクトデザインの分野に貢献できるのではないかと感じます

いくらモニターの画面上でデザインを考えてもそこには実体がないわけで
本当にリアルなデザインを考える際に、このシステムを活用すれば
よりリアルにプロダクトのデザインを捉えることができるのではなかろうかと
感じます

デジタルサイネージに関する技術がここまで発展し実現しました
今後、想像もしたことがないような技術が出てくる可能性が大いにあります
それらは、様々な技術の応用や組み合わせによるものです
それらがデジタルサイネージに限らず、より幅広い分野に貢献できるものではないでしょうか
そうすれば未来はもっとおもしろい世界になるかもしれませんね