ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

スカイツリーは巨大な避雷針!?…

2012-10-18 21:12:38 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

このところ、仕事の案件はどっさりとありますが
どうにかドツボにハマらず遂行しています
メモを忘れないようにと心がけているぐらいですが
どこまでもつものでしょうか


さて、本日の日経産業新聞から、16面の住建・サービス欄からこの記事をピックアップ
『スカイツリー
 雷測定装置を初公開
 497㍍地点に設置、高さ世界一』

東京スカイツリーは、17日に
高さ497㍍に設置した雷電流の測定装置を
報道陣に初めて公開したという記事

通勤の行き帰りにはいつも見ているスカイツリーですが
今のところはまだ上まで登る気にはなっておりませんが

第2展望台より50㍍近く上にあり
建造物にある雷電流測定装置として
世界一高い位置にあるものだそうです

この装置を用いて、スカイツリーへの落雷時の電流観測や
その特性を分析し、雷が電子機器に与える影響を調査するほかに
高層建築物の安全性向上などに役立てる狙いだそうです

実際、これまでに8回も雷の電流を観測できたそうです
世界的にデータの少ない雷電流を年間通じて測定することで
雷が発生する際の環境や条件の解明につながることが
期待されているそうです


ひとまず、夏のゲリラ雷雨の季節がひと段落したところで
天候上問題ないと想定できる日を選んで、ようやく公開
ということになったのでしょう

高層建築物というのは、研究分野においても興味深いものなのでしょう
開業したあとでもこうやっていくらでも研究できる分野を開拓できるというのは
そういった意味でも価値ある建築物だとスカイツリーはいえるのでしょうか

とはいえ、研究は始まったばかりだそうで
最低でも4~5年はデータを収集して、より適切な
雷対策といったものを実現できるようにしたいとのこと

雷が実際になければ、研究データが得られないのも大変なことですが
それが将来的に役に立つのであれば…といったところです