風の詩(kazenouta)2

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そのような日々を過ごしたい。

映画「キネマの神様」 山田洋次監督

2022-12-18 16:52:54 | ドラマ・映画・演劇

原田マハさん原作の「キネマの神様」が、

山田洋次監督によって映画化されたことは知っていましたが、

映画館へ行くことはしませんでした。(きっとすぐにアマゾンプライムで見れると思って)

そうしたら、もう!見れました。

 

原作は実は、途中までしか読めませんでした。

映画化にあたって、どれほどの脚色がしてあるのか、分かりません。

でも、「ニューシネマパラダイス」が大好きな私にとって、

この映画は、映画を愛おしく思う者として、大きな共感を感じます。

志村けんさんに、ゴウちゃんをやってもらいたかった。

 

コロナが2020年の1月ごろから日本でも騒がれ、4月には緊急事態宣言。

先行きが見えなくて、不安だったときに、志村けんさんの死によって、多くの人たちに緊張と衝撃と恐れが走りました。

 

飲食業と映画・演劇・音楽関連の人たちに、一番最初に生活不安がきました。

あれからもう、3年が経とうとしている。

「キネマの神様」は、みんなを持ちこたえさせてくれたでしょうか。

 

ゴウちゃんの若い時を演じた菅田将暉君(私が応援している俳優さんのひとり)と、

淑子(よしこ)ちゃんの若い時を演じた永野芽衣さん(彼女も応援してます)

二人の登場もよかった。

 

映写室の、テラシン役の、小林稔侍さんも、いい味出しておられました。

その若い時の役は、野田洋次郎君。(朝ドラ「エール」にも出演)

 この映画の最後の曲も作曲してる?かなと思います。

妻の淑子役の、宮本信子さん、娘役の、寺島しのぶさん、

さすがベテラン俳優さんでした。

北川景子さんも、古い映画女優の雰囲気を出していたような気がします。

 

映画をスクリーンで見たい、見ながら死ねたら本望という、ゴウちゃんの願いは叶いました。

「キネマの神様」・・・映画から、私もどんなに多くのことを教えてもらったことか。

行ったことのない外国の景色を見せてもらったことか。

人の心の機微を知りました。

 

映画を愛する山田洋次監督の思いを、しっかり受け止めさせていただきました。

映画の好きなそこのあなた、、、もうご覧になりましたか。

映画 キネマの神様  (資料映像からお借りしました)