風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

幕屋にある 聖所と至聖所を隔てる幕のこと

2024-05-25 20:32:01 | キリスト教会
素晴らしく精緻な刺繡をほどこした垂れ幕 
それがユダヤ教の幕屋の中にある
聖所と至聖所を隔てる幕でした。

そこには、毎日、小羊の犠牲の血が、振りかけられていました。
想像するとそれは、決して綺麗なものではありません。
罪を象徴する血で汚されていくのですから。

1年に1度、7月10日の贖罪の日に、聖所は清められる。
そのことは聞いて(聖書を読んで)知っていましたが、
今日、その隔ての垂れ幕は、次の日には、新しいものにされるのではないかと気づきました。 
でもそのことは、聖書には明記されてはいません。
ただ「清められる」というのだから、
新しいものにならなくては、、、と思います。 

そして思い出したのは、キリストの十字架の日=贖罪の日に 
聖所の垂れ幕は、「人の手によらずに、真っ二つに裂けた」と聖書にあります。 
それまで大祭司だけが入ることができた至聖所が、
多くの人の目に、露(あら)わになったのでした。

隔ての幕がなくなり、犠牲制度もなくなったのでした。

今まで読んでいても気が付かなかったことに 
ふと気が付く。 
聖書の中に宝物(真理・真実)が隠されていて、
それを見つける喜びは、限りないと実感しました。 

神さまに感謝します。 

ちなみに至聖所には、契約の箱があり、
その中には十戒を書いた2枚の板と、
芽を出したアロンの杖と、
マナの入った壺があります。

契約の箱の上には、ケルビムと呼ばれる天使が翼を広げて
箱を覆っていて、そこに神さまの栄光が現れる。

 映画インディージョーンズの
「レイダース 失われた聖櫃」(アーク=契約の箱)で、
 聖所をご覧になった方もおられるかと。
  文化の根底に聖書がある国々の映画は、面白い。


  雨上がりの富士山 (高谷学さんからお借りしました) 
   清々しい空気が流れていることでしょう

   今日は爽やかな風が吹いていました。 
   あなたのところにも清々しい風が吹きましたか。

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