「アンチヒーロー」も「寅に翼」も
裁判官・検察官・弁護士・・・・
人を、人が、裁くことができるのか。
正義とは、なにか。
自分の物差しで人を裁き、罰を与える。
自分の非(間違い)を認めるのは
勇気がいる。
真実と向き合うのは、きついことでもある。
****セリフに*******
「罪を償ったからといって
許してくれるほど世の中は甘くない。公平でもない。
そんな不条理と闘うために
アンチヒーローが必要なのかもしれない」
******という言葉があった*******
明墨弁護士事務所の人や、関わる人の名前に
色が入っている。
青山、白木、赤嶺、紫ノ宮、緑川、桃瀬、明墨。
作者が込めた想いはいかに。
暗いドラマだなあと見ていましたが、
最後の大逆転と、同期だった3人。
女性判事の立ち位置。
ついでにいうと、
殺人犯の緋山(これも緋色)を演じている岩田君は
「虎に翼」の花岡でした。
花岡は、法律を頑なに守り通して、死んだ。
緋山には、「罪を償い、向かい合い続け、
必ず生きてください。」と明墨は言った。
法の下に生きること。
世の中は、犯罪を犯してしまった人たちを、
赦そうとはしない。
(そういう世の中で、保護司をしておられた人が殺された。)
正しく生きるとは。
正義を守るとは。
法律に従うとは。
いろいろ考えさせられるドラマでした。
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空を見上げてごらん (高谷学さんからお借りしました)