風の詩(kazenouta)2

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そのような日々を過ごしたい。

TVクラシック 坂東玉三郎の愛するクラシック

2023-05-21 21:01:13 | 音楽

久しぶりに録画していた TVクラシックを見ました。

坂東玉三郎の愛するクラシック

 一番驚いたのは、ヨーヨー・マさんとの共演。

 バッハの無伴奏チェロ組曲5番

  各楽章に舞をつけ、その題名が素敵でした。

   前奏曲・・・・・・・儀式

   アルマンド・・・・・哀嘆

   クーラント・・・・・否定

   サラバンド・・・・・祈

   ガヴォットⅠ/Ⅱ・・・夢

   ジーグ・・・・・・・調和

映像も一部(祈)を見せてもらえました。

歌舞伎とチェロの音色の和合  そういう企画・思い付きが実現していることに驚きました。

 ただ、不思議だったのは、映像が暗いからか、舞う玉三郎さんは、女形には見えなくて、男性の踊り手に見えたこと。

 

玉三郎さんの日本の舞踊に関する深い洞察にも、驚きました。

内向する日本的なものと、外向する西洋音楽。

 

地面についているのに、ついてない。

重力に入りきっているのに入ってない。

バレエは、重力から解放されている。

 かのモーリス・ベジャールの演出による舞い

 1994年の「リア王のコーデリアの死」も、10年がかりで実現していたのでした。

 

坂東玉三郎さん、女形歌舞伎役者の第一人者と言われるだけあると思いました。

 スイートピー (野口勝利さんからお借りしました)


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