「翼をください」は、大好きな曲です。
学校の教科書にも載るようになった曲。
合唱曲の定番になった曲。
作詞 山上路夫 作曲 村井邦彦
1970年 三重県志摩市での「合歓の郷(ねむのさと)」ヤマハ主催のコンテスト
合歓ポピュラーフェスティバル’70に出場するために
フォークグループ「赤い鳥」提供された楽曲。
当初、赤い鳥のメンバーは、プロになる気はなかったようです。
でも、村井邦彦さんが、その素質を高く評価して、世界ツアーに出て見ようと誘い、
記念にレコードをと1971年2月5日に、「竹田の子守唄」のB面として出した。
この村井邦彦さんが、才能を見つける、発掘する力は、すごいです。
まだまだ、名も知られぬ若者たち。。。ギターを弾いていた細野晴臣さん、小坂忠さん、松任谷正孝さん、
高校生だった荒井由実=ユーミンの曲を聴いて、彼等の音楽を認め自分のもとに集めた。
1969年に音楽出版社アルファ・ミュージックを
1977年にはアルファ・レコードを設立。
村井さんはもともとは、クラシックやジャズを聴いていたけれど、
ポピュラー曲を作るようになって、たくさんのヒット曲を生み出す。
また音楽プロデューサーとしても活躍。
1970年~1980年前半に、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)を世界に・・・・
1992年から活動拠点をアメリカに。
現在は、ロサンゼルス在住。
そして、昨日6/5(月)武内陶子さんのラジオ「ごごカフェ」にゲスト出演。
恥ずかしながら、「翼をください」を作曲なさったのが、村井邦彦さんとは全く知りませんでした。
ユーミンやYMOとのかかわりも、この度初めて知りました。
作曲家、プロデューサーだけでなく、ついに小説家に・・・
『モンパルナス1934』は、村井邦彦さんと吉田俊宏さんが共同で執筆 2023.4.30発行
文化サロン「キャンティ」の創業者 川添浩史さんのことを書いた。
1934年にパリのモンパルナスへ行き、国際感覚を身に付けた川添浩史さん。
当時そこにいたのは、戦火を逃れてきた若き芸術家たちでした。
ロバート・キャパ、ジャン・コクトー、ポール・ヴァレリー 岡本太郎 板倉準三、藤田嗣治・・・
日本に閉じこもっているのではなく、
日本(文化、芸術・・・)を、世界に発信するという想い。
これは、川添浩史さんから、村井邦彦さんへ、YMO(細野晴臣さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん)へとつながっているのでした。
広い視野を持ちたいと、つくづく思います。
翼をください (よしみさんからお借りしました)
♪この大空へ 翼を広げ 飛んでゆきたいよ