今朝も空気が澄んでいて、仙台城址の展望地から北側の七ツ森の後方に栗駒山が確認された。このポイントから見ると七ツ森のちびっこ🍙山の山頂を栗駒の稜線がつないでいるのが面白い。
昨年は、10月半ばに栗駒山の須川湖にキャンプして栗駒の錦秋を3日間堪能したが、快適なテント場だったので、ことしも出かけてみよう。須川温泉や栗駒山荘の露天風呂もよし。
今朝は、南側にオリオンが大きく輝いていた。秋になって空気が澄んできたあかしだ。昨年の須川湖は、残念ながら雲の多い夜空だったが、しばらく遠ざかっていた星の世界めぐりも楽しみになってきた。バス停からキャンプ地まで20分ほど歩かねばならないが、三脚と一眼担いでのこのこ出かけよう。
「おおい、はやくおいでよ」ふるさとの山、くりこまさんが声を出しているような
深田日本百名山登頂の思い出 14 早池峰(はやちね・1917米)
いまは早池峰山という山名が与えてられているが、深田さんは、単に早池峰と表記していた。峰という漢字も剣が峰や櫛ヶ峰などのように一字で山を表しているので、文学者の深田さんとしては、峰に山を加えるのは許しがたかったろうし、遠野物語をはじめ岩手の伝承・説話も、単に早池峰と表記しているようだ。
早池峰には、84年からの4年間の八戸時代に、主要な3コース、すなわち河原の坊、小田越、門馬登山口を歩いているほか、簡単なバリエーションルートを単独で登っていて、最低3度は山頂を踏んでいる。人気の山なので、いつも登山者でにぎわっていたが、北側の門馬コースは、山岳会のTさんと登ったが、静かで味わいのあるコースだった記憶がある。
仙台に帰ってから残念ながら足が向いていないが、薬師岳や鶏頭山を繋いだコースで再び登ってみたいと思っている。雪解けが早い山域なので、6月から7月の梅雨時季がベストなのだろうが、蛇紋岩は滑るから要注意だ。この2年間は、コロナの影響でバスが走っていないので、マイカーを持たない身には遠い山。
花巻の山口に到る道路から眺めた雪ををいただいた早池峰は秀麗だった。
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