なぜ、初夏にカッコウやホトトギスの初鳴きを聴くとうれしくなるのだろう。
ウグイスやほかの夏鳥の初鳴きを聴くのとうれしさの質が異なる。だが、その理由を説明できない。
今日、青葉の森で、そのホトトギスの初鳴き(あくまでオイラの耳での話)を聴いた。
いつものように姿は見えない。カッコウならば低い木立のてっぺんなどで目にする機会が多いというのに
同じ仲間のホトトギスやツツドリの姿を肉眼で、あるいは望遠カメラを通して目にしたことがない。
よほど警戒心のつよいヤカラなのだろうか。
青葉の森には、ホトトギスとツツドリはやって来ている。彼らの姿を映しだすことも今夏の目標にしようかな。
ホトトギスは、ウグイスの巣に托卵するというが、ツツドリはセンダイムシクイだそうだ。
ツツドリは、すこしハードルが高いか。センダイムシクイの鳴き音をまだ聴いていないのだから。
青葉の森の入り口で、地面に落ちている「落とし文」をいくつも眼にした。あのエゴノキの「揺籃」と同じ格好の葉っぱの半分をぐるぐる巻きにしたのと同じ姿だ。
きっと、エゴノキとは異なるオトシブミのせいだろう。地に落としたら、葉はまもなく枯れてしまうだろうに、生れ出る幼子たちは、枯れ葉を内部で食べて育つのだろうか。
サラダを食べるエゴノキのオトシブミの子等、ホシグサをたべるエゴノキ以外のオトシブミの子等、ともに生きて地上に現れんことを祈る。
まだ咲いている青葉の森のエゴノキの花。五枚の花弁と薄黄色の蕊たち。一個の花を見つめても清楚で美しいと感じる。やはり、エゴノキひいきになろう。
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