二月にはいって、北国のモノクロの世界にカラフルな黄色の面影がうすぼんやりではあるが視界によみがえってくる。
去年、国際センターの満開のマンサクを撮影した日をこのブログを遡ってたしかめてみる
2023年2月18日に写真の貼り付けを見る。
暖かい冬と報じられている2024年のその個体の満開は早まっているのだろうか。そんな好奇心から出かけてみたが、まだツボミが多くわずかに開いていた最上方の枝先の花の花弁もまだ寒そうにクルリンと丸まっていた。
マンサクの体内時計にそう狂いは生じていないみたいで、昨年どおり、あと1週間で満開となるのだろう。
おなじく昨年のブログを観たが、青葉の森のマンサクはそれよりさらに1週間おそく、2月末には黄色の面影をあちこちと見せ始めるのだろう。
青葉城址ふもとのロウバイ(蝋梅)は、いま満開となってほのかな香りを漂わせている。満開の花々に引けを取らぬほど多数の黒い実の殻が落ちないで揺れている。なんでもロウバイの実は「落ちない」ということで受験生はこの実をお守りにするとか。1個だけもぎ取って中をのぞいてみたら、黒茶色いピーナッツ状のタネが三個入っていた。
とても軽い殻で、このあとどのように地中にこれらのタネが播かれていくのか気になるところである。今年の花が実を結んだのをしっかり見届けてから飛んでゆくのだろうか。
なんでも、ロウバイのタネは有毒だそうで、だから小鳥たちにも食べられずいるのだろうか。あの「悪食」のヒヨドリたちも苦手なのかな。受験生は間違っても、落ちないタネを飲み込まないでいただきたい。
明日も、あさっても、この先一週間もお天気はあったか情報だ。さあ、あちこちと春情報獲得に出かけよう。
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