This Time ~for me~

ぐうたらかあさんの日々雑感…雑感だけで、情報は書いてません

テーブルマナー

2006-03-05 14:00:36 | side-b

昨日は地域であたっている役の最後の事業として、

反省会を兼ねたテーブルマナー研修に近くのホテルに行ってきました。

上の写真は、ちょっと見にくいですが、

コース最後のデザート盛り合わせと当日のメニューです。

昔と違って洋食に接する機会も多い今、テーブルマナーそのものについては、

そう重大な勘違いもないと思われるので、

この研修で得た豆知識のようなものを書いてみたいと思います。

 

まず、テーブルにつくとき、椅子の右側から座るか、左側から座るか知ってますか?

絶対、というマナーではないようですが、正式なマナーとしては左から入るそうです。

フランス料理自体はいわゆるベルバラ時代(ルイ14世位)の宮廷料理が始まりのようで、

当時のフランス人の一般庶民の食事はスープとパンのみだったそうです。

宮廷での食事の際、騎士は左に刀を差しているので、

椅子の右から入ると刀がつっかえる。

そういう理由から椅子の左側から座るそうです。これは初めて聞きました。

 

また、ナイフ・フォークは最初はなくて、手づかみで料理を食べたそうです。

で、口はテーブルクロスで拭く。

しかし、これでは不便だということでナフキンができ、ナイフができ、

それからフォークができたようです。

コーヒーも最初はソーサー(皿)にコーヒーをそそいでから飲んでいたそうです。

この飲み方をするところは今でも残っているようです。

(フランスではないのですが、どこか忘れました。エチオピアだったかな?)

 

ワインのコルク栓を上手に抜く方法も教えてもらいました。

コルク栓の真ん中にワインオープナーをきれいに差すのはなかなか難しく、

途中で切れたり、コルクかすがワインに入ってしまったりして嫌なものです。

コルク栓の長さはだいたい口元に貼られているラベルの長さと同じくらいだそうです。

その長さを目安にして、突き抜けてしまわないように、

オープナーをどのくらい入れればいいか確認します。

オープナーを寝かせて、とがった先がコルクに直角に刺さるようにして、

ゆっくり起こすように回していけば、自然とコルクの真ん中に刺さっていくそうです。

お試しください。

 

説明を聞きながらゆっくりとコース料理をいただき、最後のデザート盛合わせ。

この日はマロンの乗ったチョコムース(皿の向こう側、グラスにはいったもの)と

パイ生地でイチゴとカスタードクリームを巻いて揚げ春巻きのようにしたもの、

それにバニラアイスを添えてありました。

皮が熱々で、冷たいアイスクリームと合わせて食べるとたいへんおいしかったです。

コース料理のなかで唯一砂糖が使われているのがデザートだそうです。

途中のお料理には砂糖は使われていません。

なので、甘いものは・・・と躊躇せず遠慮なく、ということでした。

これも初めて知りました。

 

もうひとつ。

この日は研修ということでアルコール類は出なかったのですが、

フランス料理は基本的にパン、ワインと合わせて料理をいただくというの考えのもとに作られています。

和食には飲み物と合わせて・・・という考えはありません。

(酒飲みには和食であろうと中華であろうと例外のようです。

うちの夫は今日の料理には冷酒、これにはビール、こっちにはワイン

などど調理中からいつも細かい段取りしてます

 

大体4,000~5,000円のコース料理だったようですが、

研修ということで格安で頂けてちょっとリッチなランチでした。

ごちそうさまでした

 

コメント (5)
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