アメリカの雑誌Newsweek が、ヒラリーの声を聞け・・ということでヒラリークリントンの特集をしているらしい。(週刊STから)
オバマとヒラリー、つきつめれば、問われているのは、女(だけれど白人)が大統領になることと、(男だけれど)黒人が大統領になることのどちらが真に”歴史的”かだ、と言う。
1952年に、白人が顔を黒く染めて黒人に成りすまして暮らすことでアメリカの人種差別を告発した小説”Invisible Man”(見えない人間)が書かれ、以来、黒人の地位は確実に改善されてきたが、女性はどうか。
妊娠中絶権が認定されたのは70年代のことであり、社会進出が進んだのは80年代のこと。未だ、”Invisible Woman”(見えない女)は書かれていない。
それを書こうとしているのが、ヒラリーを支える女性たち、50代60代の女性たちなのだと言う。自分達の娘を仲間にできれば、女性大統領の夢も叶うのではないか・・。
そう、まさに、女性は見えない人間・・。そう感じることがあります。
自己主張しない存在・・・そうつくられ、自己と一体化した抑圧で、自分を見えない存在に仕立てあげてしまう・・。
ヒラリークリントンに大統領になってほしいな。歴史的な意味はそのほうがオバマより100倍もあるとおもうのですが。
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